成長戦略を分かるように伝えるには

基本的な成長戦略について教えて欲しい、と言われちょうどそういったことを伝えてなかったので話をしてみました。
ただ、すごくわかりやすいような「動画革命」とか「モバイルファースト」とか「意思ある踊り場」のような明確なさらに半年や四半期でくくったフレーズがないので間延びしてしまい、酔った席でもあって、「要するに何なん?」と聞かれ困りました。

人材ありきなので戦略はあるんですが、人が着いてこないと結果が見えてこない感じではありますし、事業内容の話を聞き説明を感じて見てもらえればそれ相応のイメージはわくかと思うのですが、そのへんは非常に難しいところ。さらにそういった方に限って名刺交換したら「同業者さんじゃないですか~!」ということもしばしば。同業者さんでも採用面談であっても誰だろうと聞かれる以上話はしますが、採用面談なのか取引先なのかなど相手によって伝える方向性も異なります。

単純なSWOTとかで考えて市場分析してみても、このITやネットなんて市場が広がっているのでチャンスは遥かに大きいわけです。チャンスというのは仕事の相談が多いというレベルのもので、チャンスは普通にしているとやってきます、ただしチャンスにカキンと打てるのかは別物なんですが、チャンスだらけ。AIによって労働人口がより一層必要とされなくなるなど言われていますが、こっちのIT現場からすれば普通の人より一層なくしたいと思っているのですが、なかなかなくならない。1ピクセルのずれを直すためにどうするのか、その報告をメールでCC入れて連絡しつつ、フェイスブックでのメッセンジャーで同じメッセージを念のため入れておく、という仕事なくしたいと思ってます、本気で。

自動運転などのITは素晴らしいですし、コーディングやデザインが自動でできるようなものも着々と出てますが、まだ実装には至ってない気もしますし、何より商談などのヒアリング時にはその方向性をまとめるセンスはITでは難しいので、チェックボックスだったりロジックツリーだったり、リスト項目だったり洗い出しを行いその上で90%の方向性を導くことができるようにはなってるのかな、というのもあります。ただ、それなら最初からイメージはほぼついているというのもあったり。

営業の日報や報告など定期的な部分はスマホで簡単、各種申請も外から一発などありますが、他の部分はまだまだかと。ただ、興味関心あって「うちでコストかけたら何かできないの?」という相談もあったり、そういった企業さんを改善する方法などについては、自社での経験が最も活きるのでそのようことを提案することもあります。大きく先を見てゴールラインからサービス準備するのもいいのですが、こういった企業間取引だと目の前の課題をクリアする際により他の課題もクリアできます、というように目の前の改善を大きくする方向性で進む方が平行展開できるので正解のように感じてます。広告も1つとして同じものがないように、同じ業界でも全く同じ会社はないので、汎用性をある程度意識はするけどある程度のカスタマイズも行うサービス、そんな方向性です。

関連しているブログ記事一覧