迷ったときの判断基準方法

あるお医者さんの話ですが手術での判断基準なのですが、迷った際には患者さんに聞くそうです。
「生存可能性はOOヶ月、手術すれば40%の可能性で成功します」
というような可能性でどうすべきなのかを尋ねる、とのことです。

いろんなお医者さんがいるので、この実数字が正しいのかどうなのか、も判断基準から違う場合もあるためセカンドオピニオンが必要になるケースでもあるのですが、迷ったときの判断基準としては明確なものがあります。

・簡単と難しいなら難しいほう
・成長と現状維持なら成長のほう
・人間的に正しいか正しくないかなら正しいほう

後悔と後悔しないなら、後悔しないほうというのもありますが、感覚的に最後のこれは無鉄砲の行為を正当化するために自己の私利私欲の発想が往々に出てきそうなのであまり好みません。後悔たっぷりのほうが、後の行為に反省できるような気がするし、次に活かせるような気もするので。

経営の中では判断基準で悩むことは多々ありますし、判断の連続だらけです。その中で考えるのは、お客さんのためになるか、スタッフの成長に繋がるか、サイトの成長になるのかどうか、など基準もありますが、行動だけでいうと上の3つを判断基準に選びます。

難しいほうを選ぶ、成長できるほうを選ぶは自己の原則、人間的に正しいかどうかは普遍的な原則。
ご商売を繁盛させる、いい会社にするために、という発想は会社が存在意義があって納得されるものならば、会社の成長自体が周りの人に幸せを運ぶものになるので人間的に正しいことになります。

起業した際にはどうしてもここまでの発想はなかったのですが、前の会社には絶対迷惑はかけたくないと思ってました。
だからこそ、自分自身の「固有の用」を探していたのを覚えています。会社の存在意義や、お客さんに指示される理由など、固有の用がなければ意味がないですし、人間的に正しくないならそれも意味がない、そのような発想を持ってましたし今も変わりません。

悩んだときの発想方法です。

 

 

 

関連しているブログ記事一覧