ランニング思考~本州縦断マラソン1648kmを走って学んだこと

■ ランニング思考~本州縦断マラソン1648kmを走って学んだこと

大阪マラソンも終了したのですがさすがに都市マラソンで32000人参加のマラソンなので、いろんなところで人人人。荷物受け取りは1時間前まで必須ですし、荷物受け取りからスタート地点まで歩いて20分くらいなど、いろんな兼ね合いでスムーズな大会にするためのいろんな関係者みなさまの努力のおかげで、ゆっくりとスマホを触る時間があったので発見したこの本。ランニング思考~本州縦断マラソン1648kmを走って学んだこと。

マラソンで1648km走った方の話です、フルマラソンは42kmなんですがその上にウルトラマラソンというのがあります、100km。何が嬉しくて100km走るんかなんですが、このマラソンの世界に踏み入れたのは瀬戸内海を横断するマラソンをしているという話を税理士事務所の方から聞いてから、「市民でもマラソンができるのかい・・」と興味深々のまま今に至って早や7年くらいになります。会社創業と一緒くらいからマラソンやっている気がします。で、著者さんも書いているのですがマラソンを行うといろんなものが見えます、また自分を見つめるとか格好いいこということと同時に、応援してくれて街を盛り上げてくれて赤の他人のおっさんを応援する子供たちやアメちゃんを渡そうとするおばちゃんなどのほんの少しの優しさに元気をもらったりします。

頑張れ!というのは元気をもらえますし、マラソンであと7kmあるけど「ラストやラスト!」というおばちゃん達にも感謝できます。あと7km、こっから一番しんどいんよおばちゃん。あとは、ちっさいちっぽけな自分にも気付きますし、夜走ると何かふらふらしたクルマに遭遇することもあるので、これはやばい轢かれて死ぬぞ!みたいな感覚もたまにあります。修行したりするというのは自分を見つめること、広い世界の中で自分を見つめることにも近づくので肉体を極限的に疲労させる場所を強制的に作ることはとても好きです。ほんとにしんどくて膝が痛くなるんですが、握りこぶしで顔面を何度も叩いているうちに顔面の痛さで膝の痛みを忘れるという新技も身につけました、痛みは共存競泳できないようで膝痛いと顔面痛いだと、人間の痛み感覚では顔面の痛さのほうが染みるっぽいです。(個人差あります)これはマラソンで身につけた技術ですが、同じようなことを著者さん書いてました。

偉そうに書きましたがマラソンして感謝の心が芽生えても日々の忙しさに入れば一瞬にして忘れていきます、そんなものです。なのでたまには走って浄化したほうがいいなと。汗とともに我欲・煩悩を全部じゃなくて邪悪な部分を少し流す、そんな感じです。

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