受験浪人時代

ニートのときはどうでしたか?

と面接のときの質問で受けたことがあります。
昔ではなくて、最近のことです。面接を行う立場にたったときのことです。

受験浪人時代は言い方変えれば「ニート」です。

1年目や2年目はいいですが、3年目、4年目となると、まず友人の結婚式にはなんとなく出ずらい、自分に負い目がある、お盆や正月に帰省もなんとなくしづらい、初めて会った方に会えば挨拶もおっくうになる、など私生活での多少の支障は出てきます。

外向けにはただの「ニート」ですので、大学行かせてもらってお金かけてニートになれば親も嬉しくない、当たり前のことを感じるたびに、精神的には「やるしかない」と自分を鼓舞する方向に気持ちを見つめなおしの繰り返しでした。

なんで自分は司法試験を受けたいのか、受かってどうしたいのか、受かったあとの人生はどのように設定して計画を行い修正されていくのか、自分の実力から合格の門が開かない限りは人生がスタートしないのですが、先を見つめながら自分との対話が数多くこの浪人時代にでき人格形成ができてきたわけです。

よく自分を見つめるとか言いますが、自分しか見えないので考えることだらけでした。
受かりたい、受かりたい、潜在意識まで染み付く経験はそういった場所で鍛えられていくわけです。

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