千円札は拾うな

本を立ち読みでもアマゾンから来るメールでもいろいろ見てると、過激なキャッチや人の目を引くだろうなというキャッチがありますが、数字を入れるというのもその1つ。

「格安家具」よりも「29800円→9800円の格安家具」

のキャッチのほうが目を引きます、数字で物事を伝えるとわかりやすいというのと同じ発想です。
でワイキューブの 安田さんの「千円札は拾うな

プッシュではなく徹底的にプル営業を行う、という発想転換にも通じるところがあると思いますが、なかなか刺激的な内容が多かった本です。
この中で、「2万円のワイン」と「1000円のワイン」の違いは、2万円と言う価値を買っているわけでワインそのものの味だけを買うものではない、というくだりがありましたがここには強く共感しました。

食事にたとえれば吉野屋でも十分美味しい、のに、なぜ高級レストランがなくならないのか、発想です。
付加価値をどこに考慮するのか、という点を考えていけば、消費者として十分に付加価値を満足して楽しむことが必要に感じます。

居酒屋でもいいんですが、たまにはいい食事も必要。そんな気持ちになります。

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