熊野古道の「乳岩」と「胎内くぐり」

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熊野三山への信仰の道として、上皇や貴族が往来するなど栄えた熊野古道。田辺市の熊野古道は滝尻王子から、ほんとに少しだけ行ってみました、一応地元ですから。

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滝尻王子から熊野古道に入っていきます。

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滝尻王子から熊野古道に入っていき、10分くらい歩くと有名な「胎内くぐり」があります。

この狭い岩と岩の間をくぐります。

男が岩と岩とのすきまを這うようにくぐりぬけると生まれ変わるそう。
心が生まれ変わったような気がします。

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狭い!

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けどくぐれました!

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乳岩です。この岩からしたたり落ちる乳で生まれたばかりの子どもを守ったという伝説が残る岩です。

『昔、奥州の豪族藤原秀衡が夫人同伴で熊野参りに来た時、ここで夫人が急に産気づき、この岩屋で出産したという伝説がある。夫婦は赤子をここに残して熊野に向かったが、その子は、岩からしたたり落ちる乳を飲み、狼に守られて無事だったので、奥州へ連れ帰ったと伝えられている。その子が成長して秀衡の三男忠衡になったという話まである。』 だそうです。へー。狼少年か。

実は地元なのにこの熊野古道を歩ききっていないという現実に今恥ずかしくなっていますので、機会をみて歩いてみます。
昔の後白河上皇34回、後鳥羽上皇28回もこの熊野を訪れたと聞きます、この地に何があったのかはきっと歩くと見えてくるはず。

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