一生食べていくのに困らない総務の仕事力

■ 「一生食べていくのに困らない 総務の仕事力」

動画があったのついでにこれも。

総務の仕事は馴染みがないぶんどんな仕事なのかを説明するのは難しいです。クレアネットでも「総務担当」といえば誰になるのか、総務部総務課山口六平太みたいな人がいないので、有馬係長みたいな仕事の人もいないのですが、総務的な仕事などは最終ぼくもいろいろ関わりがあります。総務と社長なんかはツーカーでいろんなことが入ってきたり出たりする仕事なんですが、その総務をまとめた面白い一冊がこの本。総務は縁の下の力持ち、なんですが、大河ドラマの黒田官兵衛の話がでてまして、有名な秀吉の中国大返しにおいて黒田官兵衛が助言したというシーンです。

秀吉の中国大返し、歴史好きの諸兄には有名な話ですが、織田信長を本能寺の変で倒した明智光秀が、毛利家と手を組み秀吉を倒そうをスパイを送ったのですが、そのスパイを毛利と戦っている秀吉が捕えたというシーン。主君である信長の死を知った秀吉は毛利と戦っているにも関わらず、引き返しわずか1週間で中国備中高松城から現在の名神高速でいつも混んでいる山崎あたりまで1週間で引き返したのですが、そのときに決断させたのが黒田官兵衛でした。官兵衛が

官兵衛「殿、天は殿を求めているのでございます。」
秀吉 「血迷ったのか!官兵衛!」
官兵衛「光秀をお討ち取りください。そして殿が太平の世を作るのです。天も民も求めているのです」
秀吉 「むむむ。者ども、光秀を討つ!」

ドラマやまんがや歴史小説でもこんな感じで1日に80km走ったとか、雨の中走ったとか、中国大返しのシーンが出てきますがこの官兵衛の助言こそが総務の仕事。気付かない発想と助言、そして正しい判断力は総務の力。という例え話、なんですが、そういった力があれば当然一生食べていくのに困らないわけです。まあ黒田官兵衛は元々武将でもありますし、秀吉の元にいても俯瞰の目で物事を見ることができたのだと思えます。総務の力。

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