ワールドカップで優勝できた理由を考える

会社や人でも入社でも購入でも何でも「理由」が存在します。

いろいろ迷った結果、プレゼンなどでこの会社に決めた理由、フィーリング、提案内容、サービス、会社ブランド、上司がいいと言ったから、知り合いの紹介、値段、見た目、担当者のイメージ、評判、口コミなど何でもありますが総合的に考えた結果選ばれる理由になります。この選ばれる理由はいろいろあって最終的な判断になるのですが、この部分で仮に、『日本が優勝した』と仮定で考えた場合の優勝した理由を考えていくとなかなか面白く、理由が極端に言えばなかなか出てこなかったのも共感。

【1】まず、決勝トーナメントはPK戦3連発、ベスト16、ベスト8、ベスト4とこれで奇跡の勝利。川島スーパーセーブを連発。日本のスカウティングチームが利き足や過去のPKキックの統計を取って何らかの暗号で川島に送る手段を開発、その開発力が役立った。それかPK勝利に欠かせないスーパーPK職人を育成、身体が200cmあって、とにかく言語が多彩で「おれはお前のPK映像を全てみた!お前のキックは読んでいる!」と各対戦国の言語を扱い、相手を惑わします。オランダのクルル選手よりまだスーパーな選手。

【2】ブラジルでデモが発生、相手チームが開催予定のクイアバだったのに高温多湿のクイアバからかなり離れたナタールでの開催に急遽変更。調整をミスしてしまう。昔チャンピオンズリーグであったバルサがイタリアの火山噴火などでイタリアまで飛行機ではなくバス移動になって10何時間揺られて移動した結果アウェイで蹴散らされるようなパターンが何か起きる。季節はずれの雪が降り積もり、積雪サッカーになる。どちらにしろ完全な調整ではない状態で季節的要因でプラスに働いた。

【3】ゴールの誤審はなくなったので、間違ってオフサイドを取る、間違ってCKを取る、間違ってPKはいかにも買収ぽいので何となくの恩恵を受ける。キーパーまさかのファンブル。

こんな意見がたくさん出ました、出ましたと言うのはサッカーどうだかんだ言っている会話の中で言っているとたくさん出たのですが、棚からぼた餅的な外部要因ばかりだったので、舞の海のような猫だましでもしないと「ジャイアントキリング」にならないなんてことは普通にみな感じてるわけで。ジャイアントキリングと言っている時点で弱いものの戦い方になりますが。

コンディションやスカウティング、裏方さんの話やメディアのサポートなど挙げればきりはないですが、現状をしっかり見据えるとこんな何かのミラクルが発生しないとなかなか難しいもの。現実をびしっと受け入れるには面白いですね、「OOだった理由を考える」

武智さんと山本さん、話を読んでると面白すぎて考えます、『ワールドカップで優勝できた理由を考える』。
いつも想いますが、カネなし、コネなし、なら勝てる方法は頭を必死に使わんと頭をヘディングだけに使うのはもったいない。ない知恵を必死に搾り出す、多くの戦略をあらゆる角度から検討する、その結果勝てる可能性が20%から30%にようやく増える、そんなものです。

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