社長は少しバカがいい

エステーの鈴木社長の本です。
少しバカがいい、といっても読めば馬鹿さ加減がありません、当たり前のように素晴らしい社長の経営の話。
口調がべらんめえ口調なので書いているほうも読んでいるほうも臨場感あるのですが、いろんな言葉を引用。

『社長とは社長業をやる人。第一の仕事は旗印を明確にすること。基本方針をあげる、向かう方向を決める。江戸の火消しの纏持ちは判断をする人、火がどこまで来るのか、どの家を壊せばいいか明確にすること。この判断が纏持ち。社長業は決断業。』
『過去を全面否定できるのは社長だけ。』
『常に何かやろうと思ったら大言壮語して自分を角番に追い詰める』
『役員に対して疲れているようだから、おうちに帰ってしばらく寝ておいてくれ。3年ほど寝て気を楽にしてくれや。会社を変えるには上を変えるのが定石。イヤなことをやるのが社長』
『社長業は忍耐業』
『捨てるのも社長の仕事。社長が腹をくくって責任を全て社長が背負って捨てるのは社長の仕事』

最近もそうですが、過去から読む本をみていくとそろそろ好みもはっきり分かれてくるもので、その中でもこのエステーの鈴木さんの本は非常に面白い、納得できる箇所がたくさん。

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