絵心と能力の相違的なもの

まがりなりともwebデザインに関わる仕事なんで、デザインなどに関する仕事もしていると思っているのですが、デザイン=絵がうまい、とは全く違います。絵心があるのかといえば、絵に関する興味も知識も仕事上セオリーなど(クロで白抜きの文字はユーザーは見ないセオリー)など知っていますが、絵は上手くありません。

ただ、正しいのか正しくないのか見ることはできますし、パソコン上でなら変更を行うこともできますが、ペンを持つ、ペンで書く、ペンタブで書くなどは正直やってしまうと生産性の著しい毀損になるのを知っているのでやりません。この絵は今来ている芸大インターン生宝谷さんとの画力対決。右側宝谷さん、左側私。

ノビタのあごはなんでフランスパンみたいになっているのか、絵が上手い人にはわからない理由ですね。芸大というのは芸術に長けた方の集まりですから、上手いのは当然なんです、もともと知っていたのですが、改めてその気持ちを強く核心しました。事業に関して言えば、そういったクリエイティブな能力を発揮できるように場所をしっかり作り環境を整えること、それが大事。いろんなアイディアを言えること、そしてそれが顧客にも社員全員にも歓迎されること。

オーケストラでいえば指揮者と演奏をする人の関係にも似ていますし、サッカーで言えば監督と選手の立場ともいえそう。野球では中日とかかつてのヤクルトみたいにプレイングマネージャーで古田選手や、谷繁選手のようなものにも似ていますが、足の速い選手、守備が上手い選手、ホームランをかっ飛ばす4番バッター、シュートの切れが抜群のセットアッパー、などなど、個性を持った選手を100%力発揮して成果に結びつけるかが最も大事です。絵心あると絵心ある人の理解力は増えますので絵心あるに越したことはないですが、絵心があるからマネージャーでもない、能力が高いと必然的にマネージャーでもないんです。

いかに力を引き出して100%成果に結びつけることができるか、いつも自問自答です。

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