KDDIの「PLAY SCREEN」とリスク思考

KDDIのCMですが、この前のきゃりーぱみゅぱみゅのにんじゃりばんばんからいつの間にか新しいものに変わってました。かかっている曲はLMFAOのParty Rock Anthem、ちょっと前によくラジオでもかかっていた曲ですね。で、いつみてもKDDIのCMはいいんです、うまいというか流れが切れないと言うか見事というか、編曲がいいというかシナリオがいいというか。

流れがCMにはあります、でもってケイタイなので「ださくて目を惹く方向」に持っていくのか、「いわゆるクールな方向」に持っていくのか考え方が分かれてきます。少し前から「おかん」で検索するとオーネットさんが結構相談でサイトあげてますが、おかんに「あんたはよ結婚せんのか?30過ぎてもまだ彼女もおらんのか?」と言われた人必見、というようなコンテンツ作ってます。うまいです。うまいんです、おかんぽさ全開のこの言葉、響きます。おかんの愛情が染みます、理解してますが「おかん」で検索というのもいいです。

こんなダサい方向全開でもいけますし、KDDIのクールな方向に流すこともできます。リスクだけ考えると、ABテストで両方のパターンでランディングページ作るのがいいのでしょうが、思わずかっこいいほうがいいと思うのが普通な感覚。でもって、やはりKDDIさんなのでこのままクール路線で走ってほしいなとも思いますが、森三中と和田あっこさんのようなCMももちろんあり。リスク思考からすれば、予算可能限り試してみてよかったものを残すという発想が最もしっくり来ます。クリエイティブに関わるものとしてはかっこいいほうをひたすら走って欲しいなと思いますが、そんなユーザーばかりでもないのが普通の常識。

学生さん相手ならこっちのLMFAOのParty Rock Anthemで、台詞ほぼなしの見て流れていくCMのほうがクールでよさそう。ダイアナキングのマーシマーシいうShy Guyという曲が流行ったときに純粋にかっこよさに惹かれる、そんな学生のときを思い出せば傾け方は見えてきます。しかしフリックとか、アンドロイドからタブレットに流したりとかピンチアウトとか、スマホの操作が満載で見ながらスマホにも慣れていく、そしてその動作もクール。さすがKDDIうまいなあ。かっこいいなあ。

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