本を読むことについて

最近のブログを見ていると書評ブログになってますが、本をとにかく読んでます。永遠の0を書いた百田尚樹さんは本を書くとき関連書籍200冊~300冊読むそうですが、それくらい頭に入れないと何か出てきません。

ところで、メラビアンの法則という法則があります。

会話の内容を相手に伝える場合において、態度(見た目、表情、動作など)が55%影響力を持ち、声(声の大きさ・質、話し方など)は38%、言葉(言葉の意味)は7%、しか持たないという法則です。
アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱した法則ですが、見た目での印象が相手に伝わる影響が強い、という意味にとられます。視覚情報>聴覚情報>言語情報 という関係を持つという法則です。

初対面の方や商談においてはこういったメラビアンの法則をよく意識するのですが、きっとインターンの学生も同じなんでしょう。ただ、このメラビアンの法則を知ってしまうと、見た目を意識したり話の内容よりも伝え方や声の質など言葉自体の意識外の部分を考えますが、コミュニケーションでいうとその前にお互いのことをしっかり知ることが大事だと思います。

そういったことから、ちょっと前にインターン生に本を借りて読んで評価を聞くことは非常に新鮮でした。その本は月9のドラマ化されている本の内容とは知らなかったですし、内容もあまりイメージしてなかったのですが、新鮮な気持ちで読み終えました。
読む本は内面を現す、ように思います。悩んだときや考える際に立ち返るのが本なので、悩みの分だけ本の量が増えます。そう考えていくと、いろんな恥ずかしいことの中で、自分の書棚を見られることは恥ずかしいことの1つかもしれません。私がブログに日々の読んだ本の感想を書いていますが、それは正に自分の内面との対話を文書化しているものであって、恥ずかしさに加えてわれ思うゆえにわれあり、の境地だからです。

教えてもらった本を読めば、
・なんでその本を読んだのか
・読んでどのように感じたのか
・なんでその本をおススメしたのか
という会話が生まれます。それが言語的ではなく非言語的なコミュニケーションでもあり、理解や共感を生む部分かと感じます。

そんなわけで、おススメの本を聞いたり、訪問先の社長の書棚から
「これ面白いからよかったらもってけ」
など言ってもらえるのはすごく嬉しいこと。読んで感じるポイントの共有できればなお嬉しいことかと。けど聞くと、「永遠の0」は誰もが絶賛してますね、ぼくも読まんとあかんです。

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