戦後教育で失われたものを読んでの感想

本を買って読むことはあってもあまりもらうことは少ないのですが、その中でもこの本は偶然いただいたので読むことにしました。
教育論となるとほんとに難しいので、なんともいいにくさがありますし、一般論なのか例外的な部分なのかも含めてデリケートな部分があります。

幼児教育もあれば、小学校からの教育もありますし、学生や社会人の教育というものもずっとあります、経営者教育もありますね。なので、一般的な教育論というものは普遍ではないかと思いますが、現実の自分の立ち位置をしっかり見えること、そのうえで理想や目標とする部分を見据えること、そのうえで日々の努力を惜しまないこと、というようなことは何でも共通すると思います。結局どこでも何でも一緒ですが、スポーツでも仕事でも。

ただ経営は「やるかやらないか」と、「結果が出るか出ないか」の世界なので、机上の空論よりは「まず何でもやる」ほうがいいかと思います。
仕事なども「何がやりたいかわからない」、というようなことも聞きますが、「それならうちで仕事したら」と思います、実際に仕事の現場や最前線でいると否応なしにいろんな要求にこなすことが必要なので見えなかったいろんなものが見えます。ごちゃごちゃ言わないでまずやりなさい、やった後に考えてみたらどうか、というのが実際に経営を行っているものからの教育論のような感じがします。

教育論でいうとゆとり教育などについて、発言できるようなものでもないのですが、「大人になったら自己責任でしっかり仕事をして租税を納めて社会に貢献してください」と心から思います。
1年で100万くらい、公教育には1人あたりのコストがかかるそうですので、大人になったら今まで受けた恩を返さないとあかんかな、という気を持ってほしいなと。返さなくても生けていけるのでしょうが、その分負担をしている人はたくさんいるので。そんな気持ちは経営に関わるようになってほんとに思います。仕事できるうちは仕事をする、これがベスト。

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