世のため人のため奉仕する心を持って仕事に取り組む

浄土宗の知恩院に、久しぶりに階段あがってきました。
1人だと階段ダッシュなどできるのですけど、坊主と一緒なのでゆっくりゆっくり、時には休憩もしながらででしたが、京阪三条からゆっくり歩くといい運動にもなります。

仕事柄いろんなことを悩むので当然精神にも肉体にも負荷がかかるのですが、マラソンなどの運動をするとしんどくて思い悩む要因がまずなくなりますし、体温が上がるので血液が身体全体にまわっていくので疲労物や腐敗物がなくなっていき汗とともに昇華し、身体と心の切り替えにもつながります。その後しっかりした睡眠を行えばすっきりした朝を迎えることができるという流れになるわけです。

そのすっきりしている間に、悩む要因をしっかり整理すれば特定と解決方法、解決打開策の実行を行えば必ず回復に向かいます。小さな日々の戦術で思い悩むこともあるのですが、大きな流れであっていればOKくらいの視座も必要だったりしますが、その中でもちょっとした親切や情けなども回復には役立つかと思います。

「情けは人のためならず」という言葉がありますが、人に対して情けをかけておけば巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味で、幸福を得るための六つの条件である六波羅蜜にもあります。
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧です。この中の布施、です。
布施ですが、思いやりは巡り巡って自分に返ってきます。相手を大切にし、思いやる「利他」の行為は、自分たちが損をするように見えても、長いスパンで見れば、必ずすばらしい成果をもたらしてくれるわけなので、自分自身がしっかり回復出来たら、布施を行える立場になるには、世のため人のため奉仕する心を持って仕事に取り組むことが大事です。

要するに仕事に取り組むこと自体が、奉仕活動に繋がっていくと言えるのです。

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