タイムマネジメント=汝の時間を知れ

ドラッカーのタイムマネジメント。

「私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。
次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。

したがって、時間を記録する、整理する、まとめるの三段階にわたるプロセスが、成果をあげるための時間管理の基本となる。成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている。
あらゆるプロセスにおいて、成果の限界を規定するものは最も欠乏した資源である。それが時間である。」

あとは、

「組織をマネジメントできる人間はまずセルフマネジメントができることが必要であり、セルフマネジメントはタイムマネジメントに尽きる」

「時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理することはできない。」

「時間の管理は継続的に行わなければならない。継続的に時間の記録をとり、定期的に仕事の整理をしなければならない。そして自由にできる時間の量を考え、重要な仕事については締め切りを設定しなければいけない」

そして、「仕事の関係に人間関係がからむと、時間はさらに必要になる。急げば摩擦を生ずる。あらゆる組織が仕事の関係と人間関係の複合の上に成り立つ。ともに働く人が多いほどその相互作用だけで多くの時間が費やされ、仕事や成果や業績に割ける時間が減る」

人と会う仕事しているのでわかるのですが、出社しなくていい非対面の大半は替えの効く仕事なので希少性がどんどんなくなっていく反面、人間関係や仕事の関係など複雑な要素がある仕事の希少性はどんどんあがってきています。仕事自体が摩擦や人間関係の潤滑から生まれてくるものなので、対面コミュニケーションなくならないし、結局時間が想定外に必要になるケースが多いものです。タイムマネジメントが実に難しいし、むしと諦めたほうがいいのが事実ですが、結果得られる果実も大きい。なので「取引先と商談」「社員と食事」「ゴルフや飲みの予定」「懇親会セッティング」などは時間が大幅に変化するけど、希少性が高くなり、時間は結局5時集合から解散は深夜3時、とかあるある話になります。二日酔い気味でタイムマネジメントも何もないのですが、関係性構築するにはそのくらいが必要なのです。

そうでない場合もあるんですが、うまくいくのが早い反面、ちょっとしたミスでも止めてストップになるケースもあるので、ここはなんともいえない。

意識的に行うことは、

1、記録をつけること
2、振り返ること
3、継続して行うこと

自分の今日1日の時間がわからなくなってるということは、時間コントロールができず効果的な動きができなくなっている状態です。
今日の振り返りを行い、使った時間と内容を記載して、明日に行う事項を想定記載する、ことが大事です。

あとこちらも。

参照
https://hare-media.com/4473/
https://sunny-soul.net/archives/2928

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