刷ったもんだ~印刷会社さんの現場を元にした仕事コメディ漫画

印刷会社さんの現場を元にした仕事コメディ漫画、「刷ったもんだ」。
ドタバタ印刷会社コメディなんですが、印刷の仕事も奥が深く深く深く深すぎるものなので、普通に読んだだけでも印刷現場の事が結構理解できたりします。印刷、といってもいわゆるデザインをする人もいますし、映像系専門やサーバ系専門の方もいるのは今のクレアネットの仕事と全く一緒。舞台となるのが虹原印刷ということで七色の色がそれぞれいろんな社員の苗字に入ってて、主人公は「真白悠」となかなか細かいんです。

現場を知らないとこのようなお仕事漫画は描けるはずないので、印刷の仕事とWEBの仕事は実に似ている部分ありますし、実際に印刷を相談されることも多々ある業界なので仕事の本としても参考に勉強になります。
「読むと印刷がいとおしくなる」こそっと帯に書いてますが、印刷物もWEBも作り手のこだわりや依頼主の想いがあって作りますし、けど、たぶん100人いたら1人にしか刺さらないかもしれないのですが、次また頑張ろうと思うようなことも多々あります。

漫画の中に出てきますが、そういった想いは一般ユーザには全然伝わらないのが当たり前であるけど、それでも必死に作りあげることで自分自身が価値を見出せることが生まれてきます。
・こんなの作っても意味ないよ。そこまで言うならやるけど。
・ここまで細かくしなくていいよ。
・素人がみてわからばあいいから。
・とりあえず予算余ったからお願いね。
・前に作ったのよくなかったね。
否定的な言葉は成功の母と思い、真摯に承り行動の変更にいたり頑張るのですが、言葉は何で合っても「お金をかけて任せてもらう以上は想いや夢を実現するのプロ」と言う発想はやはり何年かの仕事で培った経験や行動を起こした自分の足跡を振り返らないと生まれないと思います。

Jリーグ選手で言えば、「今日1人でも来てくれた子供が感動してサッカー楽しいと思ってもらえれば」という思いでプレーすることに共通します。
仕事は楽しいぞ、仕事はいいものだぞ。そんな漫画です。

(「今日集まってる子供たち! 野球はいいもんだぞ! 野球は楽しいぞ!」広島の野村引退会見風)

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