地縁、血縁、業縁の三縁

PHP出版様より月間「衆知」が届きました、特集は松下幸之助さん特集です。
雨が降ったら傘を差す、これは当たり前ですが当たり前のことを当たり前にできないことがまあなんと多いのか、ということを説いておられます。最近ちょっと聞いた言葉なのですが、「地縁、血縁、業縁の三縁」の話です。テクノロジーで世界にインパクトを与えるような事業構造で製品プロダクトを作るつもりはないので、取引先や知り合いなど縁あるごくごく身近な方により業務や仕事に活きるサービスを提供している仕事だから、目の前の人に最大限の貢献を行えば自然に次の世界が待っていると思っているわけです。

世界に行く前に、「地縁、血縁、業縁」身近にいる人にハッピーを提供できればと。そしてネットワークがあれば資金、情報、技術、は割と早く揃うことも理解できますし、事業多角化や展開もやはり速くなります。全従業員の物心両面の幸福と企業理念を作ったのは稲盛さんですが、思念は業を作る、不況にも負けない会社を作ると思わないと不況に強い会社にならないのです。

市場原理をひっくり返すイノベーションやシステム、ルールを作りたいなどそんな発想はあまりないのですが、目の前の人には全力を尽くす、まずはこれでいいと思います。
衆知を読めば多くの気付きとビジネスは普遍的であると、確信できます。結局は業種業態は何でもあれど根本は一緒です。

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