若者向け就職・転職支援の企画の崩壊話

経済人なので仕事をしっかりやって立派な会社を作り、社員が仕事に充実し取り組むことで顧客も満足し幸せな循環が生まれ、世のため人のためになり貢献する、というのがあるべき姿と思っています。

このスタンスはぶれないですけど、社会保障的なことと今の現状などでいろんな気付きと思考が生まれるので一言。

社会貢献の一環として、インターン生や専門学校生の実習生など社員でない人が会社に来て一緒に仕事などに取り組んでいるのですが、ちょっと昔に「若者向け就職・転職支援の企画」話がありました。もう終了したプログラムの話です。

若者の就職支援で教育トレーニング、実地訓練として起業実習も全て含んだプログラムで、専門学校などを受け皿として若者の就職活動支援を行うというものです。こういった話はよく聞きますが、この内容は、1年間とスケジュール決め、企画を決めて受託会社を決めてやって成果を生むと言うものなので、当社にも何名か参加してもらい仕事などに取り組んでもらいました。

結果としてこの企画とは縁なかったのですがその指導に当たっていた指導官や上司なども短期期間限定雇用なので、話をしたり評価などの話してもまるで伝わってないような錯覚がたくさんあって、話しても改善などの成果が生まれるようにみえなかったことを今でも覚えています。学生さんはまだしも、指導員も短期雇用の限定社員だとまともな指導ができるとは思えないわけで。

結果1年で終了したのですが、この話が取引先での話にもなり同じく成果に繋がらなかったという話を聞きました。

私自身26歳までニートだったのでえらそうなことは全く何もいえないのですが、仕事に就く気がまず弱いとだめですし、「自分はどうなりたい」「自分はどうなりたくない」もしっかりアウトプットしないと悲惨なことになります。

また、そういった目標管理を聞いてもみんなすごく弱くて元気をもらえなかったのも覚えています。就職支援も実に充実していて素晴らしいと思うのですが、公費を社会保障系や就職支援にだすというのも正直に言えばもっと削れないのだろうかと思います。

経済の発展と就職支援という方向は、視点は同じ方向としても経済産業省発の企画でないと、ボトムアップばかりに目が言っても優秀な他者を追い越し追い抜き進化することはできないんです。
国レベルまでわからないのですが、成長率や社員の関係性からすれば就職支援で来てる人へは「大丈夫かな?」という色眼鏡は外してくれません、当たり前ですが。

何がいいのかわからないのですが、人が働き充実して富を創出して結果として立派になって自立してほしいなと、まずは弱いですがこう思います。

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