アオアシ超面白いというところから学ぶもの

久しぶりにサッカー漫画読んでいるんですがアオアシ、最高に面白いんです。
いろんな面白さと読み方と何でもあるんですが、展開の速さやユースという高校生の話なので時間が制限されているんです、これがまた面白い。
課長が部長になって取締役になってというビジネス漫画もいいんですけど、サッカーできるのは高校生の中でも1年2年と3年ちょっとで2年半しかないし、途中で辞めるメンバーもいるし進学とか考えると本当に短い期間しか一緒に試合や練習できない時間という背景があるので面白いんだと思います。

仕事も一緒で未来永劫に続く仕事なんかないのと、どの業種もどの業界も社会の変化によって距離感だけでいうマーケットエリアがどんどんなくなり大が小を食っているような感覚の中なので、今から勝っていくのなら圧倒的に進化しないと潰れるような危機感があるので、そんな状況にあてはめると本当に共感できるんです。地元田辺市なんかで言えば昔よく行っていたお店や場所などほぼ淘汰か風化か廃業になっている気がしますし、それが当たり前の時代の流れなのと、明日は我が身と常にいつも感じるのです。

ちなみに漫画にはストイックに上を目指す主人公が出てくるんですがこれはこれで楽しさもあり、部活のような楽しさはないというもまた正しい。
ただ言えるのは、どこかまで辿りついている人は必ず何かを捨ててきている、時間なのかお金なのか友人との関係なのか、この部分はとても共感できますしそうでないなら何かしら事を為せないはず。サッカーやってると退場で仲間が減ったり主力メンバーがいなかったり、下手だからパスもらえなかったり、先輩がいつもキレてる先輩だったり、何故かわからないけど新人をスタメンで使うと言って入ってきたり、などなど教科書にはないようなことだらけでどう動けるかは「思考能力」だったりします。

こういうのは随所に出てきますが意識高めないと学べないし気付けない。
読みながらただの面白さだけではない、チームつくり組織つくりに当てはまるたくさんの気付きがあり、人気の理由がわかりました。面白いです。

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