京都梅小路公園「チンチン電車」

GSユアサさんのリチウムイオン電池で充電するちんちん電車。
懐かしさとスピードのゆっくりさに思わず走って追いかけてしまいましたがまだ走ります、わずか300mくらいの短い距離を。

こういう懐かしいものを復活させるのも趣あっていいのですが、基本乗っているのは子供ばかり。こういう思い出がまた次世代に繋がっていくのだろうと思うのですが、のんびりしていて実にいいものでした。
そういえば令和になって10月22日が即位の礼でお休みになるものの、いつの間にか昭和・平成・令和の時代を乗り越えてきてしまったみたいな話をしてたところ、参加しているあきんど塾同友会でも盛和塾でも諸先輩が実に多いのでまだ平成の経営者はほんとみません、お会いしたかもしれませんが深い知り合いはいません。

社員には平成生まれの社員がいますが、コミュニケーションの齟齬があるのかといえばあまりどうかはわかりません。人と人なのでジェネレーションギャップはどこでもありますけど、本質は結構一緒なので、その差異に鈍感に生きていますが、ビジネスの根幹を今支える人の多数の行動原理を明確に知ることは今も昔も変わらないと思います。昭和の時代のGNP営業していた文化もありますし、私の上の世代などの感覚で言えば最近サッカーでも賑わっている湘南の監督の行動なども理屈は理解できます。

多様性を理解して楽しむのは世の中の動きとしてならいいですが、自分に関わる中で不思議な多様性が発生すると結構違和感あるもの。
そう考えると仕事をすぐ辞めるのも稼ぐ必要がないから、家にいれるから、両親がそばに置くから。30代・40代のニートが多いとか言うのもようやく理屈がわかってきました。いつまでもあると思うな親と金、ですが、親も金もなくならないと気付かないしなくなっても気付かないのでしょうし、その辺は仕方ないのかなと思ったりします。なんでこのちんちん電車を復活させたんだろう、というのは偉い方たちの気持ち考えるとすごくすごくわかります。それもジェネレーションギャップ。

君は夜逃げしたことがあるか―私の人生体験と経営理念
という本がありまして、著者の永野重雄さんは日本商工会議所会頭も勤められたのですが、永野さん夜逃げしてるんです。ついでに戦後時代を駆け抜けた方たちのバイタリティはすさまじく、戦後20年でオリンピック誘致するには何をどのように実弾使うのか70%程度しか想像ついていません。

その価値観を持った経営者さんたちには、仕事で遊びでまだまだご指導いただき勉強してる最中です。
これもギャップだけど、その方たちの凄まじさと感覚は強くわかります、仕事柄そういった方たちばかりにお会いするので。しかし逆は難しい。

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