リーダーの鬼100則

■ リーダーの鬼100則

リーダーに関する書籍、たくさんありますが鬼のリーダーに関して。リーダーは真摯でないといけない、ですし、リーダーの器が会社の器であり結局はリーダー次第だったりします。この腹のくくり方や態度は全従業員や取引先もみていたりします、そのへんは経験を積み振り返るとそうだなと感じます。文章にもあるんですが、20年30年と人生を積んできたいい大人に教育しても人間大きく変わると思うほうがおかしな話で、生まれ育った能力や適性はその人次第というのは本当にわかります。

ただいい環境にしないといけない、というのは事実なので、負け癖、辛抱しない、忍耐、妥協、などは伝染します。やるといったのならやる、やらない理由はないわけで、やれるまでやる、すぐやる、日本電産の永守さんみたいな言葉ですが、やらないのならできるまでやらせる、これが当たり前感覚でいいと思うのです。和気あいあいの仲良しこよしチームは手に負えないですし、結局は実行も結果も出ず、成果と向き合うと嫌がる傾向、このへんも実に納得です。

このへん、「仕事の指導したら素直に効かないところがあって・・」など管理職から部下への対処難しさなど会話を聞くときあるのですが、そういうのを聞いているうちに、「自分の直接の部下ならどのように指導するのか」、「今その部下を連れてきて懇々と話しようかな」と思うし直接電話してこの場に呼びます。リーダーたるものはいったいどういったことをしないといけないのか、反発があろうとなかろうと自分の行動をどこまでも信じて行動し続ける強さ、ここに集約されると思います。

不退転の覚悟とか、自分自身がこれがベストだと納得できるまで自分を説得すること。
何となくの依頼や指導には誰もついてこない、そしてそれは自分が蒔いた種の結果、そのためには圧倒的な行動力と結果、そんなことを読みながら改めて感じた本です。

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