固定費回収をどのように行うのか

製造業でのご相談や仕事のことですが、固定費回収をどのように行うのかであって、工場の稼動や設備の稼動をすればするほど利益はあがるけど、変動費である材料や部品などは儲けるのは難しいので、固定費で儲けを出すことが大事。

固定費を変えずに、もしくは増やさずにするマネジメントが必要であって、そのためには現場の試行錯誤をしらないといけない。これはクレアネットのような会社にも共通する話で、10時間で全ておわるような計算や作業を意識する、依頼を行う、もしくは外注先を有効に活用する、ことが必須になります。

競争力と収益性を意識してサービスや製品を生み出すのですが、固定費はサービス業の場合には人件費に値するので、人件費の生産性をどう作るのかに起因するので最終的には「企業は人なり」に尽きます。
iPhoneなんかではバージョンが変わっても横幅の大きさは変えないなど、製造過程における生産性を意識した工夫がありますが、これは参考になります。スマホの幅がどれくらいか知りませんが、2mmかわっても3mm変わってもそれほど違和感がないのならここに力をかけるべきではない、という話です。

営業などの過程で行けば、発注・受注である売りが決まった時点で、物販なら仕入れいくらなので利益はOO円、と頭で計算するでしょうけど、この仕事で言えばそのへんがあいまいになる傾向があります。

結果、仕様設計や当初のすり合わせ次第で改善や改革が可能ですし、その顧客側の立場の人の旗振り次第で利益率も顧客満足度も大きく変わります。もちろん生産性も。

現場は改善の宝。製造業の取引先も同じこと言っていましたがまさにそう。

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