飛行機の搭乗口そばのダンキンドーナツさん

旅には美味しいものも。

マーケティングとはセリングをなくすことだ、とかのドラッカーも言っていましたが、このフライトそばのダンキンドーナツさん、正にそんな感じに思ったりもします。
飛行機で甘いドーナツを楽しみたいという気持ちはそれほど多くはないのですが、自分じゃない他者で考えるとすごく理屈がわかります。朝早々に食べるというのもまあ1つあるのですが、ドーナツでお腹いっぱいにしておいて飛行機で寝ればいいかという発想も1つあると思います。

後は、旅での楽しみがあまりないのでドーナツを楽しもうかという飛行機内での楽しみを作るのも1つです。旅行の移動が慣れてくると「このフライトで1冊読んでやろう」というモチベーションで本を買うのもあるのでわかります。後はご家族での移動時に子供が機嫌よく過ごしてくれるように、というのもあると思えてなりません。

お菓子で気をまぎわらす、のはいつもいつもだと教育上どうかというのはわかってますが、年に数回しかない飛行機のたびやひょっとして初めての旅かもしれないならなお一層ドーナツはいいですね。
というマーケティングが何かみえるわけです。自分の経験を元に物事を考えるのが当たり前、そしてこの仕事をしている分人の思いや感情に寄り添うのですが、その寄り添いが勘定になるのかはまた一段落別の話です。そんなわけでダンキンドーナツの入り口にはしっかり張り紙ありました。

「ドーナツは機内に持込大丈夫です!」日本語で。

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