身の死するを恐れず、ただ心の死するを恐れるのみ


「身の死するを恐れず、ただ心の死するを恐れるのみ」は大塩平八郎の言葉と言われています。
大塩平八郎の乱、1837年で歴史でも覚えましたが、実は、この南森町にあるクレアネットから100mくらい行ったところの成正寺に大塩平八郎は奉られています。

大塩平八郎は、元々江戸時代の与力という役人の身分だったのですが、陽明学という学問を学び幕府の政治に対して庶民が虐げられていることなどに疑問を持っていました。
陽明学は王陽明の学問で「知行合一=知っていても行動しなかったら意味ないよ」という学問。知行合一はセミナーなどでもよく聞く言葉です。

営業や経営だと口八丁は信頼毀損するだけ、知っているならまず行動=知行合一、という陽明学の学問に近く非常に親近感のある学びを実践したわけです。

そこでこの言葉、「身の死するを恐れず、ただ心の死するを恐れるのみ」。
大塩平八郎は元々江戸幕府でいう大阪の奉行所の与力、という役職に就いていましたが、(今も与力町公園があります)財産を全部処分して金を作り、家族とは迷惑かけないように離縁し、革命を起こしました。
心が死する前に自らの命をかけてでも理念と想いを実践したわけです。
歴史で学んだとおり、革命は失敗に終わり自害しましたが、今でも200年近く経ってもその行動やまた、一緒に亡くなった方は奉られています。

仕事や人生において、心が逆境や困難によって死んでしまいそうになることもありますが、
「身の死するを恐れず、ただ心の死するを恐るるなり」
大塩平八郎が言った様に、初志貫徹するためには心を燃やすこと、これに尽きます。「何で自分はこれを始めたのか」、「自分はどのような世界を作りたいのか」と。

今日の自分は「心の死するを恐るる」ことをもって過ごしたのか。
ただただ無為に過ごしたのではないのか。欲をむさぼっただけではないのか、と。自問自答すれば背筋が伸びます。

■ 成正寺さん

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