アイ・コンタクト もう一つのなでしこジャパン

サッカーではアイコンタクトで瞬時に行動を変えて動くので、声をかけなくてもあいつがどうするかなどの行動や読んで動いてます。
この本はそのアイコンタクトが、『全く声を聞かない前提で行う場合』を想定した内容です、耳の聞こえない人のサッカー = デフサッカーという存在を初めて知りました。

クレアネットでは、サッカー採用、などを行い、サッカーを行うものはファミリーだと考えて仕事しています。
サッカーの中でもブラインドサッカーはフットブレインでも紹介されていて知っていたりなのですが、デフサッカーは知りませんでした。
テレビで佐藤愛香選手の紹介をしていて、デフサッカーのワールドカップもあって、と言うのを知り、さらにそこから佐藤愛香選手は小学校のときになでしこの川澄選手とお友達だったと知り、佐藤愛香選手が言うにはこのときにサッカーに誘われてなかったら一生サッカーせずに違う人生になっていただろうという話です。佐藤愛香選手は耳が聴こえずらい、けれどもゴールキーパーとして活躍をしていたと聞き、声がないと結構難しいポジションなのにすごいな、と感じたものです。

サッカーと言う枠は40歳以上のおじさん「OVER40」とかくくり以外にいっぱいあるのだとなお思ったついでにアマゾンでぽちっと購入。

アイ・コンタクト もう一つのなでしこジャパン

デフ=ろうあ者という意味です。

ろうあ者といえば、小さいときに「遥かなる甲子園」というマンガを読んで本能的に耳が聞こえないと大変、自分は耳が聞こえるけど聞こえない人の世界は大変なんだと子供ながらに感じたのを覚えています、確か小学校で映画もみたような。ちょっと振り返るとそんなことを自分でまとめてました。耳の聞こえない、沖縄のろう学校の生徒たちがろうあ者は野球が危険だから甲子園の予選に出る資格がない、と言われるのですが、生徒たちや先生たちなど親御さんなども頑張り野球憲章に風穴を空ける話です。思い出すだけで泣けるいい話です。

24時間テレビの耳の聞こえない子供たちのタップダンスと遥かなる甲子園

佐藤選手は川澄選手と小学校のときに出会い、耳が不自由だけど一緒にサッカーを楽しむことになり、川澄選手は日本代表まで、佐藤選手もデフサッカーの日本代表になり、そして活躍。
番組ではご結婚もされて今もサッカーを楽しんでいるという話で終わったのですが、一般社団法人日本ろう者サッカー協会もあり、代表が活躍しています。
今まで知らなかったのですが、サッカーにはフットサルもあれば、他にも障害をもったサッカーでは7つのサッカーがあります。
・CPサッカー 脳性麻痺
・ソーシャルフットボール 精神障がい
・知的障がい者サッカー 知的障がい
・電動車椅子サッカー 重度障がい等
・ブラインドサッカー/ロービジョンフットサル 視覚障がい
・デフサッカー 聴覚障がい

サッカーを通じてコミュニケーションが生まれ、仲間意識が生まれる、ちょっと身体が不自由でもサッカーはできます、この車椅子のサッカーなんて本当にびっくりしました。ボール1つでトモダチになれるから、そんな意味でもサッカーが好きな理由があります。今41歳になったのでようやくオーバー40の参加権を得たので、今参加すればたぶん一番の若手でフレッシュに活躍できるのだろうなどなど悩んでいたときだったので、改めてサッカーの魅力を痛感しました。

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