師匠の還暦お祝い

還暦のお祝い会があってお招きいただいたので参加してきました。
還暦=60歳ですが、まだまだ現役でこれからもガンバる先生の話を聞くと自分の姿をいろいろ想像します。福沢諭吉の話に「世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つと云う事です」と言う言葉がありますが、自分の仕事が楽しくて充実していてずっとやりがいあるものであれば、ずっとずっと続くでしょうしそういった仕事に出会えるのは楽しく立派なことだと本当に思います。

新人の子なんかには「いつまで仕事するって考えたことある?仕事だと3年経ったら同期でも随分と差も開くし上を目指す、必死にしがみつく、若い子のサポートする、どんな立場にしたいかは自分で選んだらいいと思うけど」というような突き放した感じに話すこともあるんですが、小学校低学年で算数につまづくと中学校の因数分解で取り戻すことは100%不可能のように、最初の初速で離れてしまうと仕事でも取り戻すのは無理だと痛いほどわかっているので、新卒採用の子なんかには特に、フルコミットで5年くらいは全力で取り組んでほしいなとしみじみ思ったりしますし、そのフルコミットがきっと還暦お祝いの先生は20代からずっと続いているんだろうなと感じたわけです。

先生まだまだ血気盛ん、けど、充実していて活き活きされている分、正に「世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つと云う事です」だと感じます。私自身起業して今でもマックスに忙しくいろいろやっているんですが、仕事にフルコミット、事業にフルコミット、経営にフルコミットして熱中してやっているときが最も楽しいんだと思いますし、振り返ったときに仕事や仕事の縁や信頼や失敗、若いころのあどけなかった夢などいろいろ思って今仕事できるのは本当に楽しいことだと。

還暦まではあと19年。長い!60歳になったときにお祝いされるような、41歳の若造に「60歳やのに若いな~。あんな60歳になれるように頑張ろう」と背中を見せれるようなそんな生き方をしたいもの。

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