栄枯盛衰・盛者必衰・偏に風の前の塵に同じ

道頓堀まで船で進む道頓堀クルーズの途中、東横堀川の水流を調節する水門。
東横堀川クルーズでは移動の際にここで水量を調節するそうで、高麗橋の阪神高速あがるところにこのような水門があるとは知りませんでした。
ここが大阪城の一番外堀だったそうですが、ごみやし尿などいろんなものがあって今はましになってきたそうですがやっぱりきれいではない川です、とガイドさん言ってましたので確かにきれいではないです。高麗橋周辺には三井などの呉服商が現金掛値なしで繁盛してたそう。大阪の古くからの歴史です。

もちろん今はあまりそういった雰囲気もなく。
「栄枯盛衰・盛者必衰」祇園精舎の鐘の声、ですが、そういった歴史を知るといろんな想いが出てきます。三井呉服商なんかは歴史の教科書にも出てきましたし、今でも三井さんはいろんな分野で活躍されていますので栄枯盛衰どころでもないんですが、父と同じくらいの先輩経営者さんの話だとこの30年で知り合いが半分くらいになってしまったとかとか。

会社が倒産、不渡り、廃業になるに至るには、事業承継でだったり、事業の判断ミスもあったり、病気だったり、いろんな要素はあるんですが、名刺の整理データ整理などしてると栄枯盛衰を感じずにはいられません。
http://www.pjl.co.jp/news/credit/2016/09/9334.html

新人営業マンのときの思い出をしっかり今でも覚えています、営業して話をした後ちょっと黙って沈黙になり、実績などをパラパラと見て何気なく
「やりますわ・・・」
小声でつぶやいた瞬間、スムーズに事がうまくいきすぎると躊躇して
「他にも実績いろいろありますのでこちらもご覧ください」
ととんちんかんなことを言ってしまい、チャンスを逃してそのまま上司に報告すると、普段の10倍お叱り受けました。苦いけど今でも覚えている話です。日本独占販売における入金ベースのキャッシュフローなど今だと当時見えなかったことがたくさん見えます、日々反省、日々真摯に。栄枯盛衰・盛者必衰です。

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