野村監督の「負けに不思議な負けなし」

>> 第100回全国高校野球 田辺 第77回大会 宿敵破り「夏」切符つかむ /和歌山
(あのときの監督愛須先生、今は串本古座の校長先生!)

母校の田辺高校は私が高三の夏、1995年に夏の甲子園に出場すると言う歴史を作りました。
春の大会でコールド一回戦負けしたとかだったのに、和歌山で競合の智弁和歌山、市和商、箕島なんかが潰しあってなんか勝ち上がってしまうと言うことで、もちろん優勝の期待などなかったし、甲子園出場とか聞いた瞬間「すごい!」
田辺駅にはのぼりがでるし、在校生はバスが出たので応援に行けるし、など受験になる三年生に大きな夢をもらったことがありました、甲子園で母校を応援するのはうれしいものです。結局初戦で負けましたけど。同級生が熱闘甲子園にでたりとかも。

甲子園は夢もドラマもやっぱりいいものです、常総で有名な木内監督がいた取手二高とか、そんなころから気付いたら高校野球はなんとなく見てますが、野球にも格言が多くこの「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」は、元三冠王、ヤクルト、阪神、楽天の監督だった野村監督の言葉です。野村監督は監督として多くの優勝を重ねています、多くの球児や監督が今でも一目置いている方が話した言葉です。負けたときには負けた理由が何事にも存在します。その負けの理由を明確に認識し次につなげること、が大事です。また逆に「勝ち」には相手の自滅もあります、その意味で勝ってもラッキーパンチが当たっただけ、という場合もあるので「勝ち」からは本当に大きな反省も次への進化も生まれないわけです。

失敗の原因を検証・改善しなければ、それは敗北へと繋がります。まだ大きな失敗はしたことはないが、失敗して、それを改善していくことが学び(学習)になります。人は大失敗をして、やっと大きく成長していきます。
また、残念なことに偶然の成功は、貴重な改善の機会を奪ってしまいます。成功は、何も教えてくれないのです。失敗を恐れずに、失敗というものにコストをかけて自分自身で学ぶことも重要です。 失敗を恐れて動かなければ成功はできず、行動するものだけが成長できます。ネットでの失敗も同じ、仕事での失敗も同じ。失敗を繰り返してようやく成功の糸口が見えてきます。失敗は成功の母でもあるものです。

そうかんがえたら負け戦結構多くて、ボクシングのメキシコの選手なんかが、65戦60勝5敗、みたいなめっちゃ試合してる人いるやんいう選手、だいたい強くてしたたかです。
負け戦も勝ち戦も戦の数は経験値、大いに越したほうが強い。

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