渋沢栄一さんの論語とそろばん漫画版

渋沢栄一さんの論語とそろばん漫画版。
社員の労働時間を1880時間とした場合に、(土日祝日コミコミで126日休日)社長さんはどれくらい仕事すべきか?ランチェスターの圧倒的投下資本の話あたりにありました。福永さんの本だったのか忘れましたけど。

社長は、
1880時間の√3倍(1.7倍) ≒ 3200時間(必勝の3200時間)
1880時間の√4倍(2.0倍) ≒ 3700時間(圧勝の3700時間)
1880時間の√5倍(2.2倍) ≒4140時間 (決死の4140時間)
1880時間の√6倍(2.4倍) ≒4530時間 (超人の4530時間)
というわけです。

土日削って仕事していたときならこの4000時間くらいになってきます。そう考えると20代若いうちに1日16時間の勉強追い込みをやっていた経験は本当に有難く思います、いつでも
「あのときより全然まし」としか感じないからです。やれば結果は返ってくること見えているし、やり方もわかるし、何より自分が選んだ道であり顧客満足になり結果になりお金になり、やりがいもあるから。

稲盛さんや本田宗一郎さんは4000時間とか5000時間を30年、40年続けていたそうですが、この長年続ける情熱も実に大事です。偉い人は抜け道やショートカットをすっと行くのですが、そうでもない凡人は結局愚直に長年ちょっとずつ進むしか能がないので。そう考えると、渋沢栄一さんなんかは天才の領域に思うのですが、何でここまでの行動に至ったのかが結構気になったりします、大欲だったのか、もしくは「求められて仕方なく」というところからスタートの可能性も当然あります。
現在はいつも優勝してホクホクですが、ソフトバンクのプロ野球入りも最初は孫さんそんな乗り気な話でもなかったみたい、というようなケースだらけだったのか、とかとか。

論語とそろばん。
力なき正義は寝言、正義なき力は野蛮、寝言にも野蛮にもならないように自戒を込めて。

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