[盛和塾] 機関紙マラソン 12号

[盛和塾] 機関紙マラソン 12号

塾長理念 経営に打ち込む

・世間ではよくトップとナンバー2に間には天と地ほどの差があると言われます。
・それはまさに命をかけて責任を感じて仕事をしてきたのか、それともサラリーマン的な存在として、判断をトップに委ねてきたのかの違いだろうかと思います。

【気付き】

「ベンチャーの経営には定石もなければ教科書もありません。
あるのは会社を潰さないという意思と行動力」という言葉を聞いたことがあります。
クルマ一台買って保険かけるにも連帯保証人にならないといけない経営者からすれば、
保証保証保証でリスクリスクリスクを抱えて生きているのが普通なので、
そういった命をかけるくらいの気合や心構え、精神的なものは持つのが当たり前の気がします。

なので私経営8年ですが、創業からの10年以上の経営者は風格も違います。
そう思いますしやはり敬意を払います、すごいです。塾長は50年。それだけでもう半端ないです。

我が企業に生きる塾長の一言

・アメーバ経営を導入してからほぼ5年になりますが、社員の間にも美味しいお菓子を作ろうという意識に加えて数字も一緒に作るという移植が加わったことを実感いたしております。

・共通して言えることは「いちばん強い技はなにか、武器になるものは何か」ということを追求すべきだということです。流通でも製造でも得意技を身につけて
それを伸ばすことが肝要です。

・「OOには及ばない」というのではなく、「あそこができるのならばうちができないはずがない」と言って欲しいですね。

【気付き】

塾長を囲みみなさんで話をされていますが、気付くと塾長から弱音の会話や発言などはまず出てきません。
肯定的な言葉と明日への活力になるような仕事の話しか出てきてないことに気付きます。
人間のやることなので、無限の可能性があるんです、と言える方が楽しいですし明るく
肯定的に未来を考えることができます。常に明るく前向きに夢と希望を抱いて経営を行わないといけないなと、
そんなことを感じました。

われ虚心に経営を語る 神田正さま

・商売は近くの銀行から100万円を借り、埼玉の岩槻に店を持ったのが商売の始まりです。
以来睡眠時間4時間という状態で頑張って1年半で利益が出るようになりました。

・あなたの事業は人が宝です。正直で真面目にやってくれる人材がいないと成り立ちません。
・素晴らしい団結を築いていくには、従業員を裏切らない、信義に厚い心で迎えてあげることが必要です。
・売上は全て現金ですから店舗別の損益計算がびしっと出るようにすべきです。運営費、材料費を含めて、毎日損益が出るようにシステムを作るべきです。

【気付き】

今回は日高商事=ハイディ日高さんの話は感動しました。
何より日高屋さんは着実に右肩上がりで成長されていて、数字の面も経営の面も本当に素晴らしく、
大阪にはないので出張の際に「日高屋」を探して実際に食べてみたくらいです。

安くて美味しくて、王将みたいなお店と思ってましたが実際に食べてみてほんと王将のようなお店でした、
実際に流行っていましたし店員さんもいい雰囲気でこれは流行るな~と感じたのを覚えています。

その日高屋さんの神田社長ですが、中学までしか出ておらず、同じ境遇の人たちを会社に雇入れ夢や
希望を語り、ともに活躍する仲間として受け入れていくのは経営というよりも教育者のようで、素晴らしい人格者に感じます。

別サイトにもありました
https://matome.naver.jp/odai/2141168904981347401

上場後も着実に成長されていて、この日高屋さんの強さは一体何なんだろうとか感じましたが神田社長の発表を聞き、盛和塾でも学び発表内容を聞き、改めて社長の強さがお店が選ばれる理由になり、今の日高屋さんの地位を築いているのだと感じます。

日高屋さん、大阪にないので出張時にはまた行きます。
安くて美味しくていいお店です。今回は日高屋さんがまさか盛和塾の御先輩だったとは。

われ虚心に経営を語る 古野重幸さま

人を信頼し、社員の力を信じる。これが、難局の中で学んだ、私の経営の原点です。
自分から心を開き、私心を捨て、私利私欲を捨てて相手の立場に立つように努力しました。

【気付き】

自分から心を開く、なのですが、誰でも騙されることや自分が損をすることに敏感です。
経営をしていると「この人に託したのだから結果はよきにつけ悪きにつけ諦める」ことがあります。

これは人事を尽くして天命を待つことでしょうし、もっと言えばその人を信頼しているわけです。
社員の力を信じると気持ちよく書きますが、もっといえば、「雇ったその人が悪さしたら
全責任を会社が負う使用者責任があって、社長も連帯責任になる」ということも言えます。

このことに気付いて以来、保証保証保証と、責任責任責任、でがんじがらめが社長なので、
「責任は最後取るから最大限以上で頑張ってくれ」と心から思えるようになりました。法律的視点から
「あかんかったら腹くくる」ほうが言い方としては腑に落ちます。そんな気が今はしてます。

経営者の道徳的創造性と、組織人格能力のもたらす企業の永続性

・三井や住友財閥などの家訓について

【気付き】

何百年残る企業には必ず明文化された文章があります。
そしてその教えをみなさんが踏襲されています、三井さん、住友さん、三菱さんなんかも。
なので大きくなる企業はこういった理念部分が実にしっかりしている、逆に言うと
しっかりしているから大きくなる、と思えます。

あの日あの時、稲盛和夫

・良いものが売れないはずがない

【気付き】

どんな分野でもいいのですが、その道の学者や研究者、第一人者
と言われる人にまでなれば必ず道は開けます。

うちだと、デザイン、コーディング、プログラムもjsやらjquery、cssや
html5 で本を出すとか講演するくらいまで行けば仕事も増えます。
この価値観をいつも思いますが、改めて気付きました。