[盛和塾] 機関紙マラソン 86号

[盛和塾] 機関紙マラソン 86号

塾長理念

リーダーは部下の人たちを常にモチベートし、やる気を起こすように努めなければなりません。目標に向かって燃える集団をつくるには、部下が常にやる気をもって仕事ができるようにすることが不可欠です。

集団をまとめていくためには、人間の心理がわからなくてはなりません。部下の心に響くような細かな配慮が常にできるようにならなければ、すばらしいリーダーにはなれないのです。

【気付き】

「自分で考えて行動する」

からリーダーになれば

「部下が考えやすく、行動しやすい環境を作る」

と変化することが必要になります。

ぼくもまだまだですが、優秀でもない部下はさらにこのリーダーの発想になりづらいので、変化もできず、部下が苦しむ傾向があります。

なので、「こんなことできるリーダーなんて会社にも3分の1だからね」

が最も気楽に構えれるような気がします。ぼくは気付くのが結構遅れました。。

またこのようなリーダーが増えれば会社は飛躍します。

塾長講話 第八十二回
不況を次の発展の飛躍台に?一つの予防策と五つの対策?

普段から高収益の企業体質をつくりあげておくことが、不況に備えての最良の予防策となるのです。

毎年ギリギリの経営をしているようでは、内部留保もなかなか貯まっていきません。高収益だからこそ、内部留保を蓄積していくことができるのです。

いつでも使える現預金などで約六千億円あり、株式などの含みで持っているものが四、五千億円ほどあります。

製造の者が営業の苦労を体験することによって、製造と営業の融和がはかられ、互いに気持ちを理解し合い、ともに協力するようになっていくわけです。

不況のときに原価を下げ、安い値段でも利益が出るような体質に改善しておけば、景気回復時に、一気に大幅の利益が出始めるのです。不況時につくりあげた筋肉質の企業体質が高収益企業を生んでいくわけです。

【気付き】

経常利益率10%、またサービス業なら35%は可能。

井関先生の勉強会なので、この数字はいつも聞きます、クレアネットなどスズメの涙程度の利益しか出せてません。

力なき正義は無力、利益をしっかりとる、値決めは経営。

京セラさんなどは凄まじい内部留保がありますが、それだけしっかり利益積み重ねて日々採算を合わせている証拠です。仕事柄、「いいものをつくろう」精神で制作者は頑張りますが、経営者はその精神を忘れないけど数字みないのは職務放棄。

そして経営判断として、値決めでうまくできた経験や判断基準をしっかりと自分軸で理解しておくことも大事。

・5W1H、提案内容、納得感、リスク、その後の展開などなど。

紹介の案件だったり、変な安すぎたり高すぎたりなどは関係性の向上に繋がらないような場合もあるので。

塾長夜話

苦労のない経営なんてありません。苦労をしているなかで、神さまが節々で教えてくれ、ふっと気がつく。

つまり、私は一生懸命額に汗して得るのが正しい利益だと思っています。

【気付き】

「働かざるもの食うべからず」と言う言葉は、仕事しないで怠けるならご飯食べれないよ、という意味かと思いきや、浮利ばかり求める民衆にロシアのレーニンが「不労所得で荒稼ぎする資産家達を戒める」という意味だったそうです。

仕事して製品やサービスを提供して、その対価として利益をいただく。
これが一番自分でも納得できますし、長続きするという感じがします。

十河考男<香川>徳武産業株式会社 代表取締役

私どもは日本発の施設用ケアシューズとして販売をスタートしました。軽くて明るい色、転倒しない機能性、リーズナブルな価格です。そして靴メーカーとして日本初となる左右別サイズ・同価格での販売にしました。

販売についてはテレマーケティングを活用しました。これにより二年で、全国の約一万施設から問い合わせ、注文をいただくことができ、生産が追いつかないほど伸びました。営業スタッフは私ひとりです。

売値についても、もう一工夫です。10%とは言いませんが、七、八%の利益率は出せるように、ぜひ頑張ってください。

【気付き】

ゆめみシューズの徳武さんです、さんそうかんにも来て聞きに行きましたし、確かガイアの夜明けにも出てたか何か、有名な方です。

何がすごいというか、電話営業自分ひとりで開拓してるところ、です。
結局この行動力、これに尽きます。

盛和塾もたくさん読むと素晴らしい会社というのもたくさんあるのですが、
その後どうなるのか、どうか、などみた時に、「これは成長もわかる」という会社さんがときどき感じます。

十河さんなんかもその感じ。
理念もそうなんですが、電話営業全部自分でやった、これに尽きます。

赤塚久男<名古屋> ジャパン興業株式会社 取締役会長

「お客さんが損をすれば儲かり、会社が儲かればお客さんが損をするのがパチンコ業だ」

「商人が利益を得ることは、侍が殿様から禄高をもらっているのと同じで、少しも恥じるところはない」

【気付き】

飯屋さん、ご飯屋さんはブラックなど大変な企業なんですが、
「美味しい!またくるね!」のお客さんの声はやりがいで、辞められない楽しさがあります。私も酔滸伝でバイトしたり中華料理屋さんでバイトしたりなど飲食店バイト多いですのですごくわかります。

飯を提供するのではなく、「元気を提供」する、なんかは納得です。
クレアネットも制作物を提供するのですが、企業に元気を、というのは自分でも納得してスタッフなどに言ってます。

「明るい未来が見えるね!」的な仕事。

堀口智顕<東京> サンフロンティア不動産株式会社

「中村天風師の『研心抄』がまずいいね」

私のモチベーションは社員の成長と笑顔から生まれてきています。私は経営とは仲間のために働くこと、幸せにすることだという塾長の哲学に出会って、自分の人生が変わりました。

【気付き】

サンフロンティアさんは上り調子なんですが、堀口さんの性格が多く牽引していると思います。天風さんはあまり触れてないのですが、折をみて触れたいと思います。

栗山敏昭<新潟> 株式会社栗山米菓 代意取締役社長

「上場するには三つの理由があります。一つめは、会社を動かす資金を集めること。二つ目は、会社の信用度を増し知名度をあげること。三つ目は、自分がプラスになることです。

【気付き】

上場はマグロと一緒、競走馬と一緒。止まることは許されず、一生走り続けるもの、と言う言葉は前にも読みました。

けど走れば自然に周りが辞めていく、というのも感じます。
一攫千金求めた会社さん、企業さん、10年経つといろいろ気付きます。

無事これ名馬、なので、これからもコツコツ積み重ねたいと思います。

松尾巌<長崎> オムロプリント株式会社 代表取締役

「あんた、ハウステンボスに儲けさせてもらったのやろ。それは、松尾さん、ご恩返ししたと思わんかい。間違っても、恨んだり、妬んだりしたらあかんぞ」

営業に行って見積り案件を手にした瞬間、これはいくらくらいなら採算を合わせられるから、受注してなんとかしようというレベルまで『見積りの直感力』を高めていかなければならんわな。そこに達するくらいに、全ての現場がわかっていなければならないな」

【気付き】

「見積り直感力」

これはいい言葉です。

営業でも会社でも活用したいと思います。

秋山利輝 有限会社秋山木工 代表取締役

「研修生にはいつも、給料の割合は技術が四十%、人間性が六十%だと言っています。例えば、後輩の研修生の面倒見がいい者は人間性が高いということになるのです」

【気付き】

最終的には人間性です。やっぱり。

才あるものは自分の才におぼれます、愚直にやり遂げるものが最後は勝ちます。
クレアネットにもコツコツやるスタッフが徐々に増えてきました。

https://www.clarenet.co.jp/column/coding/
コーディング備忘録ブログ

これなどは入社1年ようやく経ったスタッフが
毎日1つ気付きや知識を記載してもらってますが、半年以降にめきめき頭角を現してきて、今ではスタッフの信頼を勝ち取っています。

人間性、と言うと難しいのですが、
「コツコツと努力して、仕事で信頼できるような人間になる」
ことを通じて人格が高まるような気がします。