[盛和塾] 機関紙マラソン 98号


[盛和塾] 機関紙マラソン 98号

塾長講話[第93回] なぜ経営に哲学が必要なのか

また、経営理念や経営哲学を従業員と共有するためには、トップの言動、行動が、理念と矛盾しないことが何よりも大事です。
りっぱな理念がありながら、利益至上主義に陥り、不祥事を起こす企業が後を絶たないのは、トップが矛盾した言動、行動をとっているからにほかなりません。

仕事をするにはこういう考え方、こういう心構えでなければならないと思いつくたびに、研究実験ノートの端に書き留めていくようになりました。

会社の哲学を押しつけられるのはイヤだという人には、「あなたと一緒に仕事をすることはできません。この会社を辞めていただくべきなのかもしれません。」

私はストイックなまでの哲学、人生観を持っています。
世界一の会社を目指すには、そこに到達するまでにストイックで生真面目な経営が不可欠だと思っているからです。このように、目指すべき目標によって、持つべき考え方や方法、いわば哲学が違ってくるのです。

人間に人格があるように、会社にも社格というものがあるはずです。
その社格を与えるためにも、哲学は企業経営にどうしても必要なものだと私は考えています。

【気付き】

企業の哲学もそうなんですが、結局はトップの人格にも関連するはず、と思います。

ボロボロになったトップが這い上がってきたなどの話はありますが、やっぱり違います。
そしてその辛酸があると、辛酸なきうわべの話が退屈に聞こえます、人に仕事をしてもらう、人を使うことは仕事では最も大変ですが
その立場になったことないにも関わらず、「あるべき姿論」ばかりを聞くなど。

経営の仕事経験を塾長などはもう50年近く、ですし、たくさんの経営者さんに話を聞けば
「自分の低いレベルなんかよりもぜんぜん違う」感覚があるので、学べるんだろうと思います。

最近だとサッカーなんかあんだけ評価に関して言われ続けてた中、結果を残してきたので評価もするし
人も耳を貸すわけなので、そういった経験や、「そのときどう感じたのか」などノートに記載するなども大事。

ハワイ開塾ツアー同行記

人間性、つまり人間の徳をもって、相手の信頼と尊敬をかちとり、人を治めていくようでなければならないはずです。
信頼もされず、尊敬もされない人間が、異国で人を治められるはずがありません。

【気付き】

経営で一番難しいことは人を使うことだと思います。
そして若いうちに経験して克服しておけば、自分コントロールは楽勝、数倍難しい他人コントロールを
うまくできる、という話を聞いてすごく腑に落ちています。職人的に業務を行っている部分あるので。

だからこそ、異国の町で人を採用して、治めることができれば
人徳や経営ともに素晴らしいものになってるはず、思います。

盛和塾ハワイ開塾記

「高邁な経営哲学に裏打ちされたすばらしい社格の会社の社員は、さすが信頼と尊敬に値する。
だから我々は彼らのいうことを聞かなければならない」と、海外の従業員をしていわしめる。

【気付き】

違う環境だととんでもない方向になることもあると思います。

最近だとワールドカップフランス代表優勝してましたが、前の前の大会などチーム崩壊して
選手が帰国するとかめちゃめちゃでしたフランス代表。

国籍一緒でも移民も多く、政治的情勢も難しいところある中で、信頼と尊敬を集めた上で
チームの勝利は結構難しいはずです。デシャン監督もワールドカップ優勝メンバーで箔もあれば
権威もあるけど6年目でようやく、というところを考えると。

だからこそ、ハリルさんは至らない何かがあったのでは、と。
自分がほかの環境にいる場合には常に感じないといけないことだと思います。

JAL再建と盛和塾への思い・二次会経営問答

フルタイムというわけにはいきませんが、週三日くらいの勤務にさせてくださいなどと勝手を言わせてもらいました。代わりに、給料は一切いりません。無給でやらせていただきます。

私が思う幸せとは、心から「ありがとう」という言葉が出てくることです。

盛和塾には利己的な人が少なくて、相手のために尽くしてあげようという利己的な人が多いものだから、すばらしい雰囲気です。

【気付き】

塾長の言う「ありがとう」の言葉はたぶん与えることなくして受け取ることはないと思います。
また与えてももらえるものとは限らないのですが、仕事でも「今週中に何とか!」という相談を本当に頑張って火曜日までに完了させると
「ありがとう助かった!」と必ず言われます。それがわかっているからこそ、心からありがたい状態がわかりますし、そう言われるような仕事をしたいなとも思います。

われ虚心に経営を語る 千田利雄 五つの実践、五つの決意

どうしても自分は会社にしょっちゅういることができない。だから、自分の片腕になって会社を守ってくれる人がほしい。そういう人がどうしてもほしいと心から思えば、どんな工夫でもできるのです。日曜日でも従業員と話をしたり、一生懸命に育てていくことをされるべきだと思います。

もうひとつ社員に好評なのが育英金制度です。子供が新入学を迎えたとき、費用負担が大きくなります。少しでも手助けになればと思い、小中学校入学時には十万円、高校入学時には二十万円、短大・専門学校は三十万円、大学は四十万円を一時支給しています。

【気付き】

子育て世代にはうれしい制度。
子供もいない、結婚もしていないとわからないのですが、費用負担はやはり大きくなりますし、心配事も増えるので
そのようなサポートはありがたいと思われる制度に感じます。

われ虚心に経営を語る 山下英幸
学びの実践としてラーメン文化を世界の人々に

利益率が高く、十分な内部留保がなければ、不況に耐えていく企業体質は維持できません。

なんとしても利益を出し、税金を払った残りを内部留保として積んでいき、財務内容を豊かにしていく。これが不況に備える元となります。

盛和塾の皆さんと一緒に勉強をすることは私にとって楽しいことであると同時に、私自身も皆さんからエネルギーをもらっているのです。

【気付き】

利益を出すには生産性をあげることなのですが、最近セブン銀行の特徴というのを記事で見ました。
あのセブンなどに置いているATMの銀行ですが、
・売上116,650百万円 ・営業利益41,802百万円 利益率40%近く。
https://profile.yahoo.co.jp/independent/8410

その理由が
・現金調達は近くの提携銀行に依頼(なので大金引き落としはできない)
・補充業務は警備会社に依頼、ATM管理も外部会社に依頼
・勘定系システムは オープン勘定系システム BANKSTAR
https://www.unisys.co.jp/solution/lob/fs/bankstar/ そして従業員は500人程度、
すごい、ではなく、このようにするにはどうすべきなのか、発想を強く強く感じます。

そして私自身こういったことを考えて、すばらしい経営者さんと話をしたり聞いたりすることで
エネルギーをもらえる感じがします。この点が素晴らしさかと思います。