[盛和塾] 機関紙マラソン 97号


[盛和塾] 機関紙マラソン 97号

塾長理念引用

今日の京セラの発展を支えてきたのは、京セラフィロソフィとそれをベースにしてつくられたアメーバ経営であることは間違いありません。
これらが車輪の両輪のように、お互い相まって、京セラを前進させつづけているのです。

【気付き】

アメーバ組織はそろそろ本当に取り組まないと、と考えています。
人が増えそうなると管理が難しく行動や数字に関して明確な見える化ができなくなってきました。
アメーバとフィロソフィ、もっと意識的に取り組んでいきます。

塾長講話[第92回]

利益が出るように経営をするには、後から損益の結果を知るのではなく、今利益を出せるように、現在の数字を把握する必要がある。それも実際に仕事をしている現場が、デイリーに損益の数字を把握するべきではないだろうか。

会社経営を成功させるには、経営者はもちろん、それぞれの部門を運営するリーダーであっても、「利益を出す」という強い意志のもとに経営を行わなければなりません。

会社の組織を小さな組織に分割し、リーダーを任命し、各部門の採算に責任を持ってもらうことで、経営者意識を持った人材を育成して、会社を運営していこうと考えた。

「時間当り」は、組織の大小にかかわらず、アメーバが一時間当たりどれぐらいの付加価値を生み出し、会社にどれくらい貢献してくれたかを示す、採算の指標

私の場合は電子部品でしたが、売値が三分の一になっても、なおかつ利益をだせるようにしてきました。誰が考えてみても、売値が三分の一に下がったら、採算なんか合うわけがない、大赤字を出すのが当たり前です。

【気付き】

小さな組織に分割してアメーバ組織・・の話があります。

最初アメーバ組織の書籍や稲盛塾長の経営問答の書籍も読んだりしましたが、いろんな経験と失敗と成功を積み重ねてきた今のほうが実に納得できます。

採算を高める、実にシンプルですが、不特定要素がたくさんありすぎるので、不特定要素を分解して因果関係を探ってもはっきりしないケースも多くあります。

一例でいえば、朝礼も長いと飽きますし、いつも聞くだけの朝礼なら受身にしかならない、というのもあります。
朝礼活性化が経営にそのままダイレクトにつながるのかというとそうでもないけど、「やらない会社よりはやる会社のほうが連帯感は強い」というのはデータ的には
明確でなくてもあたってるとは思います。
何よりベテランでなく新人さんなどは朝礼の場を通じて、いろんな別部署の人などとのコミュニケーションが図られるので、などなど。

そして朝礼だけを取り上げて朝礼の聞き方、姿勢などやりすぎると全体のバランスが崩れてきます、
朝礼で叱責すると聞くほうも「あーあ社会人なのに怒られてる、まあ怒られるの当たり前やけど、何とかしろよな?」など仕事早々に頭をかすめるのもいいことではない、などなど。

ややこしいからこそやりがいあるし、方法論は多々あっても目指す頂は一緒、というコミュニケーションが正しいとなるわけです。

塾長例会二次会より

本当であれば、人はみな誰でも向上したい、偉くなりたいと考えるのが常だろうと思います。

ノンキャリア組の人たちも上にあがることができるのだと言い、そういう教育をするのです。

京セラには高卒の社長や会長がいますし、専務もたくさんいます。教育をしていった結果、みんなが成長してくれたのです。
私は偉くなりたくないという人に出会ったことがありません。

【気付き】

自分が向上したくない、なんて人はいません。
働いて感謝される仕事なら、誰もがしたいと思うはず。原点です。

こういった仕事への思いをもっとたくさんの人が共有できたら、そして行動をともにして感じることができたら
仕事も毎日も極楽のようなものになると思います。そういう人が増えたら
価値の創造が最大化していき、人と人が関連して 1×1 = 3、にも4にもなる、と思います。
そんな倍増以上のことが生まれる、だから教育や燃えるようなプラスの思考が必要なのだと。

経営問答【大西雅之〈播磨〉 日東社】

社員を愛しなさい。そしてすばらしい経営をして、社員を幸せにしなさい。

【気付き】

この言葉は好きです。雇用した以上雇用責任があるんです。

となると、酸いも甘いもあるんですが、愛して「ここに来てよかった」と心から思わせんかい、惚れさせんかい、
という自分に方向が変わります。大将に惚れてついてくる、そんな背中見せないとあかんです。

われ虚心に経営を語る【岸本務〈やまなし〉共信冷熱】

私どもは各メーカーの機能を比較検討して、お客様へ最適な設備を提案・設計・施工し、機器の寿命が尽きるまで、保守メンテナンスを行っています。
これは空調設備、厨房設備においても同じです。

大きなエポックになったのが、会社が赤字をだしていたのに、昨年並の売上をあげてくれるならば一律二十万円のボーナスを出すと社員たちに話して、
自分の個人的なお金をその費用に充てたところです。

たとえば、三交代制だとか、勤務体系もいろいろ工夫をしていくのです。

仕事を進める際に大事なことの一つが「創意工夫」です。本当に一生懸命考えれば、おのずとそれが生まれる。

三十年間で九割以上の会社が倒産する。

【気付き】

身を粉にして働く、そして自分の取り分でなく社員のために個人的な費用ももつ、そんな大将がいれば部下はついていきます。

最近本当に「こどもちゃれんじ」のしまじろうが来るのですが、1歳からはじめる幼児教育、2歳から始める英語教育、など
年齢のデータベースに沿って家族構成から営業DMがどんどん来ます。

これも営業受けるほうはあまりうれしくないですが、営業的には創意工夫の賜物。
そして教育用だったり「写真アルバム」などなので単価も高い、うまいなと感じます。これも創意工夫。

日々創意工夫だからこそ経営はうまくいきます。

【経営の研究】八頭司正典〈福岡〉丸松セムグループ 取締役会長

慢は損を招き、謙は益を招く。

田口君、社員の家庭を壊すのは簡単だ。ボーナスと給料をたくさん出せば、大半の家庭はおかしくなってしまうよ。

会社においても同じで、自分がこうして働いて稼いでいるのは会社のおかげ、上司のおかげ、同僚や部下のおかげ、彼らの支えがあるからこそだという気持ちを持つ。

【気付き】

会社をおかしくするには慢心を与え、感謝の心を忘れさせること。

盛和塾ではみんなが真摯に学び、よい経営を行おうとすること自体がなんかいい雰囲気なのだと改めて最近思います。

いい環境でいい雰囲気でいい仲間と、そんな磁力を持てば自然とよくなっていきます。
自分だけでなくみんなのおかげ、という精神で常にいることは大事です。