[盛和塾] 機関紙マラソン 8号


[盛和塾] 機関紙マラソン 8号

塾長理念

【引用】

「新しい時代を開く」

「これがないから、あれがないから、できない」とできない理由を並べたてる人がいます。
しかし、何もないからできないと考えていては、新しいことなどできるわけがありません。
スタートでは、何もないことは前提です。それを当然とし、どうしてもこれをやり遂げたいという
強烈な願望を抱き、成し遂げるためには、どうしたらよいのか、必要な人材、技術、資金、設備をどう調達するのか、
ということをただひたすら考えるのです。そうすれば、必ず夢は実現できると思っています。

【気付き】

これは自分自身が体験しているのでわかります。
18歳で田舎から受験で大学入学で大阪に来た時には、知り合いも友達も1人もいませんでした。

一人暮らしを始め、バイトを行い、学校に通い、徐々に縁が生まれていく過程がまずあり、それには受験で合格するという
目標設定から継続した努力、そして結果の果実がありました。その次には大学卒業後の司法試験合格に向けての勉強で得た仲間、
結果として不合格のままIT企業に26歳で入社しますが、ここでもコネも実力も経験も金も全くなし、でした。
ただひたすら目標設定を行い愚直に仕事に打ち込んだおかげで、営業成績も制作現場でも成果を上げることができました。

司法試験受験時には合格した後、開業した自分のオフィスを夢に描いて潜在意識に刷り込ませる工夫を行いました。
皮の椅子に大きな机、法律書が書棚に並び、額には「コンプライアンス」という文字が飾ってある、などイメージ右脳に叩き込むことで
塾長の言う「潜在意識に透徹するくらいの願望」をトレーニングしていたように思います。

最初は何もないんです。だからこそ、自分色に描ける、とプラス思考に考えて日々取り組んでいます。

フィロソフィ座談会 利他の経営の真髄とは

【引用】

・従業員のために会社をよくしようではないか。と変えてみるとそれは格好良くて従業員も協力するわ、となる。
・利己の場合には誰も共鳴せんけれども、利他の場合には普遍性を帯び共感させる。そういう意味で経営は利他でやらんとあかん。
・おいしいものを食べてもらうことは利他的ですからそれでいい。どの店に行くよりもうちに来られたらおいしいものを食べさせれる、
 この一点だけで繁盛していくものです。
・中小であればあるほど、それは負い目を感じて「働いていただいている」となる。だから、皆を引っ張っていく理念がいるのです。
中小で古くからやってきた人は「バカも使いもよう」「ネジも巻きよう」とだましてだまし使うのが知恵だと思っている。
だから、私のいうことなどは単細胞に見えてくるんですが、実はそれがいちばん強いんです。

【気付き】

利他とは何なのか。自分だけだはなく他の人のことも考えること、自分の欲だけでなく他人のことも考えること。
経営とは利己もありますが、利他の精神で行わなければいけない、という塾長の話です。

特に、クレアネットも中小企業であり、さらに役員は私と奥さんの2名が取締役になっているので、ある意味家族的な経営になっていますが、
社名に自分の名字を入れなかったのはあくまで会社はパブリックなものであって、自分だけではなく社員や取引先などみんなの
幸せを考えて経営を行う意思の表れなんです。この点について、経営は家族のため、自分のためだけでないですし、かといって、
スタッフだけのためでもない、という利己を全部捨てれないけど利他の精神を持つ、と説明しています。

こういった部分、素直にみんなに伝えることが大家族主義的な経営の原点だと理解しました。

塾長講話 利他の経営を問い直す

【引用】

・27歳で会社を始めたときから明確な利他の心はあったわけではありません。
・30数年間、社業に精魂を込めて打ち込んでくる中で到達した境地が「利他こそ最高の行為」なんです。
・創業4年目で滋賀の蒲生に工場を作った時、地元の小学校にピアノを作りましたが・・
 → それは利他ではなくただの感謝のレベルです。利他に成長していく手前です。
 自分が犠牲になってでもしてあげたいほどの純粋な利他ではありませんが。
・利他までいかなければならんと言って、会社の組織風土に下ろすとか、盛和塾人を集めて、
そうさせようと思って力んでいるのではないのです。説くだけなんです。

・人生最高の目的であるということは知りますから、利己丸出しで走ることに対しては大変な抑止力になっていく。
そのために人生を間違わない、ということには役立つ。だから、説き続けるようと、私は思っています。

【気付き】

塾長が会社創業すぐに従業員が反乱を起こして、そこから「全従業員の物心両面の幸福」を理念にされた話がありましたが、
気付いたのは、その時でも塾長はすぐに気付いたのではなく悶々とされていて、数日間荒れたとのこと。
ただ、そう言った以上やるしかないと仕事していると割に合わんとか恨みがましく思わなくなってできたそうで、さらにそれこそが
「修行道」と言っています。

私も近い経験しているので、『同社が人材育成に力を入れるようになったのには理由がある。創業3年目に社員を1人残して、全員が退職する危機が訪れた。顧客の40%を失い、売り上げも30%減少した。企業成長や顧客満足を追い求めるあまり、社員に対する配慮が欠けていたことに気付いた。反省から社員とも顧客とも、長く良好な関係で成長していこうと、「ハッピートライアングル」を会社理念にした。』
産創館記事:http://bplatz.sansokan.jp/archives/3170

スタッフのために頑張る、と思いながらこの理念作って数年なってきますが、スタッフのミスも対応も
食わさんとあかんと仕事することも全部「自分で雇ったし全家族主義だから」と恨みもつらみもなくなりました。社長は
仕事するもの、スタッフはミスするもの、誰よりも社長は働くもの、そんなもの、と受け入れています。塾長の言う修行道、もっと精進します。

われ虚心に経営を語る 指宿ロイヤルホテル  有村 佳子 様

【引用】

・ぼくは必ず実業家になる、と宣言しました。その夢があるから17年の闘病生活にも耐えられてきたし勉強もしてきた
・娘に父親として言いたい。ひとたび人の女房になったら、亭主と同じ夢を見て生きてくれないか。
・生きることを真剣にしている人は強いと思いました。
・人間は生かされていると思うんです。
・善なる思いは不滅に生き続ける。
・人が夢を持ち続けるということがどんなに大切なことか。

【気付き】

病気と闘い、恋人を亡くし、また病気でご主人をなくした有村社長の話ですが、
「3つの夢」を持って生き続けてきたご主人様と、その旦那さんを支える有村社長の姿が素晴らしく感じました。
夢を追うこと、そしてその夢に向かいスタッフとも一致団結して誠実に経営の危機も乗り越えられた姿は、
経営者だけではなく全ての人に参考になるのではないかと感じました。

われ虚心に経営を語る ユーハイム 河本 武 様

【引用】

・父も私も教育学をやっていたものですから、動機づけが最も大事と感じました。
社員が何かを学びたいというような環境づくり・動機づくりをまず心がけたのです。
・教育とはトップ・マネジメントの仕事だと思うんです。中小企業の場合には指導者はトップでないといけません。
私は全部教材も作っています、主任用、課長用教育用とかです。
・主任教育としては例えば叱り方を教えます。
・教育というのは英語のエデュケーション、ラテン語で引き出す、という意味なんです。
・高校卒の女子を対象に、成人式教育を行っています。
・使命というのは命を使うことだ。使命感に燃えるというのは命がけでやることだ。

【気付き】

・ユーハイムさん、堅実なイメージでしたら読んでますます確信しました。
ユーハイムさんのお菓子は美味しくて、デパートの地下に入っていて、安定の味とクオリティ、と思いますが
この河本社長の話でより一層好きになりました。

私も教育学部に行き学校の先生を高校のときに一時志したのですごく納得します。
教育=エデュケーション→引き出す の意味、なので、人は誰しもいい仕事をして人に満足してもらいたい、欲求があります。
その欲求を満たす方法と努力を教えるのが教育であって、上記からすれば大きな利他の精神だと思います。

学びは教育はトップマネジメントであって、トップが指導者でなくてはいけない。猛省です。

われ虚心に経営を語る 谷 広海 様

【引用】

・社会党、共産党の人たちは政権をとってうまくやれないな、と思い思案しながら落ち込んでいました。
・大学三年生になったときにはもっと客単価の高い商売をしたい、と思うようになりました。
・この商売も儲かりましたが実は税務署との戦いの連続でした。
・ブラジルのインフレはきつくて1日1%なんです。
・自分が大きくなれなかったのは、中小企業のおやじなのに、実は利他の心がなかったからではないか、
これから勉強していけばわかるかもしれない。

【気付き】

前にバナナを栽培してるブラジル塾の方の経営体験を読みましたが、他国はすごいです。
インフレもそう、文化もそう、ときには税金とか税務署とかめちゃくちゃなことも多々あって、そんな環境で
利他の精神などはなかなかできるものではないと思います。全国大会でも聞いたことありますが、そんな話からすれば
自分など温室ビニルハウスのぬくぬく甘々な気持ちにさせてくれます。

表現がストレートですがこのバイタリティやパワーは名字同じですし、見習わないといけない、と感じました。