[盛和塾] 機関紙マラソン 78号


[盛和塾] 機関紙マラソン 78号

塾長理念

物事の判断にあたっては、つねにその本質にさかのぼること、そして人間としての基本的なモラル、
良心にもとづいて何が正しいのかを基準として判断することがもっとも重要である
公平、公正、正義、努力、勇気、博愛、謙虚、誠実というような言葉で表現できる

【気付き】

「公平、公正、正義、努力、勇気、博愛、謙虚、誠」=人として正しい行動、価値基準指針

公平面は誰から見てなのか、自分自身の良心の呵責もありますし、冷静に考えれば正しいことなのか
理解はできます。「誰かを守るため」などの理由は酌量の余地あるものの、全員が幸せに
なるように、この価値観。

塾長講話[第71回]キャッシュベースで経営する

「キャッシュベースの経営」というのは、「お金の動き」に焦点をあてて、物事の本質にもとづいた
シンプルな経営を行うこと

台風手形といって、支払い期日が二百十日先の手形を振り出す会社もあります

受取手形は三百三十八億円あります。つまり、現金ではなく、先ほどお話ししました手形で三百三十
八億円もらっています。それから、売掛金、つまり売ったけれども、まだお客様からお金を集金して
いない金額が二千七十五億円です。全世界で売上一兆一千億円という会社なので、これほどの金額に
なります

たとえ小さな病院であっても、八百屋であっても、すべての経営者は、会計学というものを詳細に勉
強しなければ、まともに経営をすることはできません

そこで、私がまた国税局へ乗り込んで、ケンカをして、再び認めてもらいました。

雨が降ったら逃げ足の速い銀行とは、取引をしたくないと思ったのです

「勘定合って銭足らず」とは違い、勘定も銭も合っている経営になります。つまりキャッシュベースの経営とは、利益が出たなら、その利益は現金で残っているという経営のことです。
税引前利益に、減価償却費や暖簾代(営業権)の償却費、税金、金利を加算したEBITDAという指標でもってキャッシュをいくら生み出したかを問います。

【気付き】

今回気付きがありました。
京セラさんの財務諸表を元に話を考えることができたことです。手形などある業界ですが売り上げ比率で

・売掛金 で2ヶ月相当
・受け取り手形は 売り上げ比率3%程度

の割合です。支払いサイトは取引先企業にもよるので、このへんは
今後もそれほど変化は難しいのだと推測できます。
(確かソフトバンクでも2ヶ月相当だったような記憶が)
競合他社や同業他社の財務諸表を分析しているサイトもよくあります。

Stockclip
https://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/11643
など実に参考になる数字を実際に見ること、この積み重ねは大事な気がします。

戯言学園
https://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/11639
これなども数字がいつも評価されています。

塾長講話[第72回]盛和塾における学びのあり方について

各塾で自主的に行っている体験発表が勉強になっているという報告を聞いていて、その大切さに改めて気づかされました

自分自身の経営をまとめて発表することは、そういう意味で、自分自身の経営を改善していくのに非常に役立つと思います

【気付き】

自分の中にある「何でしたいのか」をはっきりさせるならば、経営体験発表はいい体験だと思います。

誰かに恩返しなどではなく、
「おれはおれの考え方がある、おれの経営がある、言いたい奴は出て来い、何でも話はするぞ!」
くらいの気持ちでいると、ワンランク以上上の方からの発言が実にありがたみを帯びてきます。

稲田理事にとっての塾長のような、そして自分にとっての稲田理事のような、こりゃ目上の人だ、という理解も
自分にとって実にプラス。そんな気持ちを常に持たねばと思います。

稲盛塾長夜話 塾長例会二次会問答

同じ会社の中に正社員とそうでない非正社員がいるのでは、全従業員を愛して、その物心両面の幸せのためにといっても、それは空々しく聞こえる。

企業の内部情報をディスクロージャー、つまり公開をする。それもセグメント別(事業部門別)の情報を公開すれば、弱点も長所も全部さらけ出してしまうことになります。

たぶん競合他社が公開された京セラの情報を見てびっくりしてしまったのではと思うのです。

競走馬として一生走り続ける覚悟はあるか

「俺は走らされる馬だ」と思った。買うほうはみんな、この馬はもっと走るだろうと思って買う。京セラという馬は永遠に走り続けなければならない。終わりがない。上場するならば、その覚悟がいる

わけです。

【気付き】

一生は知り続ける駄馬に生まれてきた。

この悟りや受け入れは大事です。この前のユニバーサル園芸社の森坂社長は70歳前ですが元気ですし、
海外事業などまだまだ事業欲もさかんです、一生走ると宿命悟ればあとは経営者はがむしゃらにやるだけ。

この理解は大事で共感しました。

われ虚心に経営を語る 辻 将央〈南京都〉大峰堂薬品工業㈱ 代表取締役社長

私自身、今まで叔父たちとの軋轢があって、身動きが取れず、どうしても駄目だと思っていました。
半分腐っていたというか、悲観的な立場に自分を置いていたのです。ところが、実はそうではない、
それはすべて自分の心が招いたことだということに気づかされ、「あっ、そうか!自分は何を考えておったんや」となったのです

【気付き】

結局気付くのは自分だけ。

ネットで言うと旅行業界のエクスペディアは取扱高8兆で売上1兆規模だそうですが、
8分の1が利益とすれば12~14%くらいをとってる感覚の事業形態。

こんな数字をしっかり見て次の提案や事業化を考えるのは大事です。
そして考えた上でみんなを鼓舞したり引っ張るのはマネジメントの力、ついでにマネジメントは専門技術。

プログラマーやwebデザイナーと同じく特殊能力や専門技術がないとうまくいかない、
たぶん辻社長もこのへん最初は違ったんだろうなと感じます。マネジメントもトレーニング必要、知識理解も必要。

われ虚心に経営を語る 加藤友規〈南京都〉植彌加藤造園㈱ 代表取締役社長

「景色を売る」ということですが、いいことをいうなと思いました。手間賃ではなく、「うちがつくった景色を買って下さい」と社員がいうようになってきたのは、その通りだと思います

稲盛さんは、経営上の問題とかを、うちの嫁たちがいる前で、開けっぴろげに語られました。また会社の悩みのみならず、家庭の問題なども出てきて、擔雪老師はみんなの共通の話し相手になって下さ
いました。

【気付き】

価値を売る、有名な話です。

最近近くのライフでセルフレジができてましてこれが実に早くて人気です。
明らかにレジの待ち時間早くなったし、店員の数も減ったし、投資効果ばっちり出てる気がしますので、
ライフ大好きなんですが吉野家と一緒で「やすい、早い、うまい」のようにライフですと

「やすい、(レジ)早い、うまい」だと思います。

あの日あの時 稲盛和夫氏 西片擔雪老師と塾長が心で結ばれしもの

先祖は子孫の繁栄こそ願うものであり、先祖が末代を祟り、不幸をもたらすことはない。そういう宗教こそエセ宗教だ

リーダーは、このように良き雰囲気、良き社会的土壌を集団の中につくるため、部下があってはじめて自分が存在するという、
謙虚な姿勢を持たねばなりません。

【気付き】

ご先祖様が子孫の不幸を願うのか、それは願わんです。

冷静に考えて違うなということを薦めてくる方は何があるのか考えないといけないのですが、
冷静に子孫の不幸言う人は祈祷や占いの方なのかと思います。

会社組織もスタッフの不幸を喜ぶはずがなく、みんなうまく仕事が進んで自分の力にもなってやりがい感じて
仕事してほしい、と上司は考えるもの。リーダー中心に期待を抱きがんばること。