[盛和塾] 機関紙マラソン 7号


[盛和塾] 機関紙マラソン 7号

盛和塾全国大会

株式会社喜代美山荘 三矢昌洋社長 『商品は「おもてなし」の心と気持ちです』

【引用】

・「芋の子をごろごろ洗うようにやれ」という言葉でした。その言葉を聞いて思ったのは、私自身の考え方が、いまだに家業の延長ではないかということでした。
・将来に向かって全員で頑張ろう。ついてこれない人は今からでも辞めてくれ。
・そのときのあなたは、京セラの顔なのです。お客様が、また京セラに行きたいと思われるどうかは、あなた次第なのです。
・厳しさが通る条件にはそのベースに優しさがなくてはならない。

【気付き】

「芋の子をごろごろ洗うようにやれ」というのはすごくしっくりきます。机上の空論や偉い人が何かを言ったとかよりも、ぶつかって話して意見を言ってぶつかってのごろんごろんやると角が取れたりお互い譲歩できたりなど、やっぱり信頼関係はできあがります。ばちんとぶつかってごろんごろんしていきます。そして、三矢社長が料理人を解雇した部分は、「全員の物心幸福求めて守るから」という想いやリが必要と塾長は話してますが、判断基準を「幸福のためなら」解雇もやむなし、と言えるかどうか、これは実に大事と思いました。

ヤングドライ金沢 栃谷義隆社長 『社員と共にめざす。クリーリング業における商品価値の追求』

【引用】

・私と同期に入社した工場長が、新しい工場に移った年の暮れのボーナスの翌日から会社に来なくなりました。
・工場長に続いて男子社員が1名、女子社員が2名、合計4名がばたばたと辞めていきました。
・調子に乗っていたわけでもないですが、かつては上下関係の下であったわけです。逆に言うと、父の会社に入って
何か基準を求められても自分に判断する基準がないと言いますか、判断しかねることが非常に多かったのでそのときに
足元を見られたのかもしれません。
・労働について年間1800時間を基準に試算すると、労働生産性が低いのがクリーニング業界。2000時間以上でカバーしている。
・業界通例で売上原価を30%で考えると、1人当たり500円、最低450円として1時間12、13、点くらいやらないと一人当たり800万とか
1000万とか達成できません。

【気付き】

人に関して大きな失敗をしている点実に共感できます。私自身も同じです。

『同社が人材育成に力を入れるようになったのには理由がある。創業3年目に社員を1人残して、全員が退職する危機が訪れた。顧客の40%を失い、売り上げも30%減少した。企業成長や顧客満足を追い求めるあまり、社員に対する配慮が欠けていたことに気付いた。反省から社員とも顧客とも、長く良好な関係で成長していこうと、「ハッピートライアングル」を会社理念にした。』
産創館記事:http://bplatz.sansokan.jp/archives/3170

今はサイトを見ると社員数1200人と当時の6倍に成長されて、事業を拡大されています。
実に成功されていて立派な方の原点を見た気がします。

タニサケ 松岡浩社長 『全社員が嬉々として出社する人生の道場をめざして』

【引用】

・社歴8年で無借金経営です。創業以来、高齢者の方々を雇用しています。高齢者の方の、特に男性の方の生きがいは仕事だと思います。
・最近「ありがとうカード」をもらいました。これは社内、社外で社員同士が褒めあうカードで、褒められた人、褒めた人にそれぞれ
 百円の図書券が出ます。
・無財の七施 (お金を使わないでできる施しのことです)の、慈眼施(目の施し)、和顔施(笑顔の施し)、愛語施(言葉の施し)
、心慮施(心の施し)、捨身施(身体の施し)、床座施 、房舎施 はお金が無くてもできる身近な利他

【気付き】

・塾長の「値決めがよかったから成功している」は、今回の中で最もはっとしました。
原価の安いものを高く売れる値決めが素晴らしいと。きれいごとは無駄です、
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」 、ですが、経営で利益出さないと
高齢者雇用とかありがとうカードとかやってられません。倒産です。このあたりの感覚と
「器用貧乏」というのもしっくりきます。できるとしても才に溺れないように。戒めです。

コマニー株式会社 塚本社長  『あの山に登ろう。目標を掲げその達成に向けて努力した社員たち』

【引用】

・当社の特徴はまず、「TQC」会社の品質管理を経営基盤にしていること。
・結果としてお父さんの才覚、実行力、意思、能力全てのことにシャッポを脱がれてそして肩肘張っておられた
力が抜けて、素直に聞けるようになった。おそらく息子さんがお父さんを尊敬してくれた時に、後を継がせることが
できたのでしょうね。

【気付き】

・上場企業コマニーさん、ですが現在も二部で素晴らしい数字で経営されてます
http://profile.yahoo.co.jp/consolidate/7945
TQCを中心にデミング賞を取る、という旗をあげたことが素晴らしい、と感じます。弊社でも「プライバシーマーク」を
最近更新しまして、番号が(3)になりましたが、取得時、更新時には多くの労力と改善、人の協力にコストもかかります。
しかし、プライバシーマーク基準が社内基準になり、教育体制や管理体制が整っていきますので、このデミング賞までというのは
すごく想像できますし素晴らしいことに感じます。

・跡継ぎの難しさは想像でしかないですが、先代に感謝がまずもっとも大事。

山佐産業 佐々木幸久社長 『木を活かし、人を活かして、事業の拡大を図る』

【引用】

・勉強会を開くことにしました。勉強会というのは私が教えてもらう場として役付の人を中心に12名くらいの人に呼び掛け、
 ほぼ週1回、夕方、仕事が終わってから10時、11時まで行い12回くらい続きましたがほぼ100%の出席率でした。
・社員スクールが終わってからやる気のあるスタッフを対象に「幹部候補生スクール」を開いていて現在4期目を実施しています。
・人の力が良くなるに従い、中期経営計画で発表した案件に1つずつ取り組みました。
・利益率の改善には現場の工程管理に利益が隠されているのかもしれません。

【気付き】

素晴らしい発表ですが、塾長の「現場の工程管理に利益」には納得です。
クレアネットのようなwebの開発、サイト制作、など受託の仕事では「現場の工程管理に利益」が
当然であって、人によっても工数が大幅に異なります。できることの最大限の工夫、その意識が結果的にいい方向に
向かうはずです。これは確信しています。

ピコイ 近藤健社長 『人間尊重の、自由自在のわが人生』

【引用】

・願ったことは、必ず叶う。
・深く願ったことは、なぜ叶うのか。それは、願ったことは行動に現れるからです。
願っているがどうも上手くいかないという人がいますが、そういう人は本当は願っていないのです。
深く願ったら、それに向かっての行動が出てきて当たり前なんです。
・目をつぶると、店頭公開の祝賀式のシーンがはっきりと浮かんできます。
・得意技は努力です。それも並の努力ではなく、少なくとも人の三倍はしようと思っています。
・人に頼らず自分の力で必死に壁を破ることこそが大事なんです。

【気付き】

「東のピコイ、西のサニックス」というくらい、シロアリ業界では有名なピコイさんの創業近藤社長。
上場後ごたごたして今は佐々木ベジさんの夢みつけ隊関連の傘下になってましが、社長のパワーもエネルギーもすごいですし、これは見習わなくてはなりません。
自分から燃えたぎるような熱さ、エネルギーを感じます。実践され結果を出している人の言葉は力強いものです。

コージインターナショナル 斎木幸次社長 『志で考えが変わる!行動が変わる!人生が変わる』

【引用】

・斉木さん、独立したら白衣を脱ぎなさい。店長を育て、店から離れて店を見なさい。
・自分は何のためにい生きているのか。美容の存在価値とは何なのか。
・お客さんに喜んでいただきたい、原点に戻りました。
・150項目のマニュアルを作り、その通りにすれば普通の5倍の速さで技術やサービスを身につけることができるようにしました。
・うちの会社はモノを売るのではなく「コト」を売るのです。
・事業は自分のためにあるのではなく、世の中のためにあるという考えで長期計画を立てました。
世界一の美容室が1700店舗あるのなら、1000店舗できないはずはない。

【気付き】

ほか文献の中で斉木さんが渥美先生の「ペガサスクラブ」会員というのを知りました。
ペガサスクラブは店舗型ビジネスで有名な勉強会で、日経の私の履歴書でもニトリの似鳥さんがここで渥美先生に
さんざん絞られた話を書いてました。成長するには方法がある、盛和塾ではフィロソフィーを当然大事に考慮し全従業員を大事に幸福追求しながら
ベクトルを合わせ経営を行うこと、ペガサスクラブでは実践的な店舗拡大にあたり市場の考え方や従業員成長スピード
などが学びとしてあるようです。(私が入ってるわけではないので推測)。

人は環境の動物、そういった高みの環境に居心地良さを感じるようにならないと、と思います。

塾生感想

この中に、ユニバーサル園芸社の森坂社長がいました。
「私は本日限りでベンツを売り、社長室を明け渡し、ロータリークラブを退会し、もっと別のことを考えます」

 → 尊敬し大好きな森坂さん。この時点で100人くらいで10億やってました。もっと頑張ります。

塾長講話

【引用】

『我々が本来持っている利他の心で経営というものを考えよう』

・「偉大な人物の行動の成功は、行動の手段によるよりも、その心の純粋さによる」
・「男は強くなければ生きられない。しかし、優しくなければ生きる資格がない。」
・「仁は人の心なり。義は人の路なり。その心を放して求むるを知らず。人、鶏犬の放することを有すれば、
即ち之を求むるを知る。心を放すること有りて求むるを知らず。学問の路は他なし。其の放心を求むるのみ」

【気付き】

塾長はいつも心の純粋さこそが大切であると説かれます。
今回もそうですが、それには
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」
結果を出すことも大事。数字数字、結果結果、やる以上はもっと努力を。