[盛和塾] 機関紙マラソン 65号


[盛和塾] 機関紙マラソン 65号

塾長講話[第57回]

この盛和塾で「リーダーとしてどのような人間性を持たねばならないのか」ということを学ぶことが、会社を発展させていくための絶対条件です。外国人の従業員の尊敬を勝ち取るには、まずそこから始めていくことかが、経営者として最も大事な事ではないかと思います。
私は日本の盛和塾でも経営テクニックというものを教えていません。

【気付き】

経営テクニックでないのですが、この小冊子もそうですし、DVDや別の資料等いろんなものをいただきますが
この資料類を全部完璧にやりきって結果がでないわけがないと思います。

いろんなものを目に通し知ってることを増やし、これが当たり前になるくらいまで昇華できれば、行動も結果も考え方もついてきて
いい方向に向かうに間違いない、と思いつつ日々精進です。
経営にはいろんな考え方や発想ややり方があるんですが、会計哲学や社長経営者としての考え方など参考になることだらけです。

われ虚心に経営を語る

才能や容姿は、偶然皆さんが持ったものであり、神様が存在するとなれば、それは神様が頂戴したものだろうと思うのです。

自分の会社をよくしていくなかで、自分の従業員を幸せにしようという考え方が最初にいります。従業員の幸せが実現できるならば、次には相手先も幸せにしよう、いや地域の人たちも幸せにしたいと考えなければなりません。

【気付き】

この全従業員の物心両面の幸福、部分ですが、辛酸をなめて大失敗しないとどうしてもおこがましくなるんだろうと最近常に感じます。
「人入れたら利益率減るからな」という発想で打ち合わせなど聞くと、やっぱり違和感を感じますし、その発想で仕事をする従業員も大変な気がします。

先人の教えをしっかり繰り返し学べば、「人は石垣、人は城」と武田信玄は言いましたが、正にそのとおりです。
自分の考えや思いを自分のものにして従業員にしっかり伝えることを意識しないと、です。

盛和塾アメリカツアー見聞録

「経営は自分の磨くためのもの。経営を通じて修行することができる」ということを教えていただき、心が晴れる思いでした。

最初の事、盛和塾で人の心をベースに経営するように教わってのですが、自分のなかに矛盾を感じていました。「やさしいだけで本当に良いのだろうか」。そう悩んでいるとき、機関誌のなかに「経営者は大胆さと繊細さ、温情と冷酷、合理性と人間性の両極端を併せ持ち、かつそれを場面に応じて使い分ける能力が必要」と書いてあり、それ以来一切迷いがなくなりました。

【気付き】

優しいのは人気取りにもなるので、人気だけ欲しいなら優しくてもいいんですが。

最近感じますが、株を自己保有100%ではなく、誰かに持ってもらうと
所有と経営の責任が分散してくるので、実に身が引き締まる、という話を聞いたことあります。

株主に説明責任を果たす、というのは確かに
重圧があります、当たり前ですが。そういった視点で株主でもあり、スタッフでもあり、役員でも
ある、そんな意識は常に大事な気がします。

心の研究 「原理原則を追求する」ことを父からも塾長からも学んだ
塚本幹雄〈石川〉 コマニー 代表取締役社長

「経営は教わるものじゃない。自分でわかっていくものだ」と言われ、それっきりでした。

やれば結果が出ます。悪い結果もいっぱい出てきます。そうした意味で、親父は「自然と分かってくるものだ」と言う事を実践させてくれたのだと思います。当時は「失敗したのは、教えてくれないからだ。なんという親父だ」と思いましたが、逆に今、私は親父のようにはできないかもしれないと思っています。

それまでは私は生意気にも、専務や常務のことも「なんだ、このお年寄りたちは」と思っていました。でも、後になって考えてみると、その方々もしっかりした考えを持っていらっしゃいました。若いから見えない。自分がその域に達していないと見えないのです。

【気付き】

今回はコマニーのお父さんとの回顧録が最も染みました。
この内容なのですが、実に深いと思います。仕事も気付きも人から言われて気付くようなものでもなく、
自分から発見できないとまず自分自身のものになりません。

そのようなことを知っているからこそ、お父さんもいろんな指導をせずぐっと我慢してたのではないかと。
もしくは、いろんなことを言っても「あいつに口で言っても聞かない」という理解もあった気がします。

今ならお父さん側の立場の意見もすごくわかりますし、そのお父さんと同じく仕事をしている専務や常務に敬意を
払うことができるのは新しい気付きがそこにあったからこそ。そして反省できるのは塚本社長の気付き。

すごくわかります。盛和塾冊子読んでると、最初はこんな感じなんでしょう。クレアネットでも採用活動してますが
最初入ってきた人と言うのは気負いもありますし、自分の自負もあるので、同じような感じがします。

経営の研究

私は朝礼で、「みなさん、自分の家を守るときはどうされますか」と話しました。「台風が来たとき、私は忙しいと知らんぷりをしますか?みんなで家を守るでしょう。それが原点です。自分たちの会社を守ることも同じで、朝、掃除をするのは原点です。それは尊徳の問題ではありません」。

フィロソフィを念仏みたいに唱えていたら採算がよくなるのかと言えば、そんなことはありません。採算向上には値決めや購入コストをどうするかといった、非常にシビアな考え方も入れていかなければなりません。そしてフィロソフィが分かっているからこそ、堂々とそんなシビアな事が言えるのです。

【気付き】

値決めの話ですが、
・顧客の感じる価値
・自社の利益
・市場の競合他社
の相対的な要素で決まります。

この辺ちょっと事務所引越しもあって、引越相場などみてたのですが最近大阪が急に上がるし
大家さんも強気だし、この辺の風当たりは本当にわかります。

今までちょっとそういった風向きをみないで進めてましたが、もっと高い視座に立つには
こういった相場や大きい流れも理解しないと。

あの日あの時 稲盛和夫氏

「京都で成功する人は地方出身者が多い」という話をされました。塚本さん自身は京都の隣の滋賀県の出身ですし、オムロンの立石さんは熊本県、そして稲盛さんは鹿児島県の出身です。また塚本さんは、「地方の人が京都に出てくると当初は壁を感じます。あるいは正面きって取り合ってもらえないのです。ワコールの場合、西陣織や友禅といった織物は全く扱えなかった。『お前は、下着でもやっておけ』という程度の扱いだったので、そうした分野にしか入れなかった」と言われました。

「先義後利」という言葉があります。義を先にして、利益を後にする。これも利他主義に通じています。

【気付き】

これは私も田舎者なのでわかります。

そもそも発想が家のこととか地場とかないので、空気感もなく結構しがらみものないものなので、
その辺がプラスに働くんだと感じます。

アウトサイダーと自覚してるので、例えば今なら仮想通貨に少し興味もって貼ったりなどあるんだと。
塾長も盛和塾でも投機はやめなさい、スタンス。しかし上場企業などでは当然株価の意識も必要。

とすれば、過去に携帯電話ブーム、ネットブーム、ECやSNSやソーシャルゲーム参入などできたり、
今なら仮想通貨、にいいも悪いも流れにどうこうなく反射的に多少乗っかる山っ気も否定は出来ない気がします。

※ 決して本業をやめて投機しろではなく。  
  本流に入れない理解があるんで。