[盛和塾] 機関紙マラソン 59号


[盛和塾] 機関紙マラソン 59号

塾長講話 創業の原点を掘り下げる

会社の経営というものは、筋の通った、道理にあう、世間一般の道徳に反しないものでなければ決してうまくいかず、長続きしないはずです。

大盛りのうどんを部下の人たちに食べてもらいながら、一生懸命に夢を語る。京セラが始まったときも、同じように夢を語りました。

自分たちが今やっている仕事にはどういう目的があるのか、仕事の意義はどうなのか、また会社の目的・意義はどうなのかということを話していく。

経営者の私利私欲に基づいたものではなく、なるべく大義名分のある普遍的なもの、また、わかりやすくみんなが共鳴してくれるようなことを話していく。

そして、「私は皆さんを頼りにしています。皆さんと一緒にそういう会社をつくりあげようと思っているからぜひ協力をしてほしい。

一人や二人でやれるわけがない。みんなの力がいるのです」

リーダーが、自分のハートを伝えるのには、やはりどうしてもそういうものがいるのです。

私は私で、松下幸之助さんに頂戴したもの、安岡正篤さんの哲学から借用したものを使っています。

【気付き】

最近なのですが、協調が多くなってきているように感じます。
ネットの世界でも、業務委託、だったり、在宅仕事だったり、副業OKだったりなど強い縛りやくくりではなく、一定の方向性があればあとは自由度を高めるという発想です。

ただ、一緒にやる以上「仲間として居場所」がないとおもしろくないのも事実、経済のルールや仕事のルールはまさにこれだと思います。クレアネットも頻繁に飲み会やったりイベントやったり、やはり想いを同じく通わせる工夫は行っていますが、大事だと。

ついでに想うのは。

もっと熱狂しないと!でしょうか。
塾長がコンパ多くしてるのはたぶん「やってやるぞ~!」というコンパで盛り上がるんだと思います、私も草サッカー勝ったあとの食事や、会社で気心しれたメンバーと盛り上がるあの熱狂的な面白さ、わかります。

熱狂をつくりあげてるんだろうな。と。

盛和塾USA開塾・特別寄稿

日本人は現地の従業員をモチベートし、自分のパートナーにして巻き込んでいくことができないからだと思うのです。

稲盛名誉会長は米国に、三か月に一度くらいは来られたと思います。それだけ市場があったわけです。

名誉会長が偉いのは、お客さんに会って製品の事を話したりすると、必ず相手は信用するのです。

先方はきっと、技術的な評価と同時に、人間性をうかがい知ろうとしていたのだと思います。

【気付き】

バランスシートは事業経営の結果としてできあがるもの、なので、自分で作りたい意思がないとできない。塾長のこの海外で仕事をもらってくる技術や、何よりも想いが強いことに起因すると思います。

日米交流勉強会・経営体験発表 松秀二郎(USA MARUKAI CORP 社長)

移民局と税務署から呼ばれました。

あなた方は現地の人のビジネスを妨害しているということで一日中移民局の一室に閉じ込められて質問され、調査の上、処罰の対象とするというわけです。

弁護士に相談すると、すぐに日本に帰りなさいと忠告を受けました。駐在員は売買のビジネスができないのが分かったのです。

また、税金を支払っていないのも問題になりました。

【気付き】

ブラジルのハードさがわかります。価値観基準などあっていても、別の得意技をしっかり持っている方と組む、というのは意識的に行うようになってきました。
自分を縮小再生産した部下ばかりを求めていって、そして引き上げていっても結果的にはあまりいい結果にならないんだろうと。孫さんがグーグルのニケシュアローラをもってきたような、そんな人のお付き合いを。そうすると、わからないですが最低限のリスク回避が可能になるので、移民局と税務署から呼ばれないのでは??と。
「この人と一緒に仕事したい」リストを作ればいいそうですが、まさにこれ。政治や行政に強いとか経験がある方。

渡辺龍郎(USA HPI INC. 社長)

その会社に投資するのだからリスクがある。最低二〇%の配当を貰いたい〈経営責任〉。

そのなかで、成功した後に失敗した人の話をされ、「人生は苦である。失敗も苦でありますが、成功も考え方によっては苦です」と言われたのです。

例えば型代が一千万円かかるとすると、その型を使った商品の販売利益が、最初の月に一千万円を超えないといけないというのが、私たちの商売の基本です。

【気付き】

投資の話ですが、投資と組織と事業といろんなことを考えます。クレアネットは広告の分野なので、クリエイターで言えば新人とベテランなら2倍、3倍の利益が違ってきます。能力も10倍、20倍違います。投資での利益もそう、仮に来年になって今頃どういった顧客がいるのか、
会社の組織図はどうなっているのか、明確に見えてこないとKPIも計画も達成できないはずと思います。そんなことをずっと考えているので、この型代の話はすごく響きます。

盛和塾USA開塾見聞録

私個人で五十万ドル、京セラから五十万ドル、合計百万ドルの基金を設けて、その〝果実〝で現在三百六十名の大学生に奨学金をお送りしています。

リーダーというものは、やはり人格円満にして、重厚な性格を持っている人でなければならないと思います。

「しっかりとした経営哲学があり、それを社員と共有しているからです」と答えてきました。

【気付き】

個人の投資、立派です。素晴らしいと思います。リーダーは軽すぎるといけない。リーダーは常に周りの人を鼓舞し戦うことが必要なのと、さらに、実際には従業員の2倍や3倍もっとの給料になるのだから、人の3倍4倍以上と腹らき成果をつなげていくことが大事。

あの日あの時 稲盛和夫氏[第37回]波戸元省三

名誉会長が、「もし俺が裏切ったら、刺し殺してもかまわん」と言われた時には、その言葉は「ほんまもんや」と思いました。

「お前は、だいたい腹が黒いから、そうなるねん。今度の新しい仕事を、嫌々やっていたんだろう」と言われたんですよ。

【気付き】

塾長の昔の事件の話が出てきています。刺し殺すとかハードな言葉もありますが、やっぱり想いを伝える・伝わることが最も大事です。アメーバとか管理会計など数字に強い部分と情熱の部分、この相反する両方を身につけないといけません。自分で言うと情熱の勢いも大事ですが、数字や管理や分析や左脳の理系分野も広告は統計学なので面白いと感じているので、いけそうに思います。自分の好きが何でなのかというのはわかりませんが、熱く生きるのはいいものですし、結果がしっかりロジックでいくのは積み木がパタパタ倒れるように先をしっかり見据えて動けるのも実に面白いもの。