[盛和塾] 機関紙マラソン 55号


[盛和塾] 機関紙マラソン 55号

【引用】和納 勉(北大坂 (株)クイック 代表取締役社長)

当時リクルートの専務取締役であった池田友之さんの誕生日の九月十九日に独立したためです。九一九でクイックと簡単な名前ですが、池田さんの「会社とは皆がハッピーになるところ」という考えを、「社員の幸せ、家族の幸せ、取引先の幸せが追求できる会社でありたい」という経営理念に置きかえた、思いのある社名です。

「経営者は良い経営をするには、利他の心を持ってするのです。しかし欲望を持つ利己的心も必要です。五〇%・五〇%ぐらいのバランスがとれたときに、初めて良い経営が出来るのです」

【気付き】

社名に由来、というのは思いがすごく伝わります。コンピュータの学校HALがIBMのそれぞれ一歩前にという意味でアルファベットの前の文字、など聞くとすごく由来や創業の想いがわかるんです。

クレアネットは元々1坪の机からスタートしたのですが、そのマンション名からとって「クレア」と入れています。昔の漫画家の集まりのトキワ荘のような、そんな初心貫徹できるような名前に、意味が含んでいます。いつまで経っても創業の想いを忘れないように。クイックの和納さん共感します。

人材系の会社さんは前のエンジャパン、そしてクイックさん、ホームズの井上さん、とネットでも有名な会社さん結構盛和塾なんだ、といろいろ感じています。

【引用】飯田純子(神戸 (株)クラフト・ワークス 代表取締役社長)

美容は、辞めることを前提に入社してくる珍しい業界です。小さくても自分のサロンを持つことが夢なのです。これは、今まで美容師のサロンに対する期待値の低さに、要因があると思います。

【気付き】

職人気質という意味でクレアネットなどの業界でもエンジニアやクリエイターは近い部分を持っています。営業的なお金のことや数字は理解してるしわかっているけど好きではないし、誰かに任せれるなら任せたい、というタイプは多いですし、それでいいと思います。

クリエイターなどが気持ちよく仕事できる環境をしっかり整えて技術を発揮できること、これが経営には大事と感じています。

【引用】宮崎浩治(千葉 (株)宮崎工業 代表取締役)

塾長からは、「職人達が働きやすい会社をつくれ。職人達に多くのものを期待して、負担をかけてはいけない」というご指導をいただきました。

「社員は人生を会社に賭けてくれているのであるから、社長である私が全力をかけて会社経営に力を発揮しなければ、決して人を動かすことはできない」

「世の中には、いい社長と悪い社長しかいない。よい社員、悪い社員は絶対にいない」「身の回りで起こるすべての原因が社長である自分自身にある」

【気付き】

結局全ては自分次第。これが最も大事です。
自分が変われば周囲も変わる、受け取り方も自分が変われば結局全て変わります、好景気よし、さらにまた、逆境またよし、です。人生の肥やしはどこにでも落ちています。そういえば前職の会社社長=師匠に前お会いしたのですが、師匠に結婚式に人生の選択の話をしてもらいまして、

「人生に道が2つあってどちらの道もゴールは同じもの。1つは楽な道、もう1つは厳しい道、選ぶ道はできれば厳しい道を選んで欲しい。厳しいからこそ得られた果実は甘く美味しいものである。そんな人生選択を究極の時にできるような人生を歩んで欲しい・・」という趣旨でした。

今でもしっかり覚えてますし、そうだと思います。
厳しい道を選び進むからこそ進化があり、発展があるんだと。ゴールは100年経てばみんな土に還ってるから、だそうです。

【引用】西村利夫(名古屋 (有)CBC自動車学校 代表取締役社長)

信念や意思という言葉を使いますが、中村天風さんは、人の信念や意思は頭や理性で考えて出てくるのではないと言っています。それは人の心のいちばん奥にある「真我」が発するものなのです。つまり信念や意思は、魂のいちばんの中心が、そうさせるのです。

ですから西村さんに、なぜ一週間で再開しようとしたのですか、なぜ組合との争いに決着をつけようとしたのですかと聞いても、ただそう思ったとしか答えがないんですね。理屈で考えたわけではなく、まさに自分の心のいちばん奥底にある「真我」が発したのです。

【気付き】

何のために生きるのか、何のために仕事をするのか、経営哲学の部分です。
仕事は世のため人のためですが、その感覚を自分なりに整理して自分だけの欲求=お金が欲しい、いい服が欲しい、などの欲は半分、利他の精神は半分、くらいで大きな欲を持つこと、まずはそれくらいで頑張ろうと思います。

【引用】我々が目指すべき商人道

「売利を得るは商人の道なり、商人の売利は士の禄に同じ」ということも言っています。

五人でも十人でも従業員を雇用しているということは、家族の人たちも含めて、多くの人々の生活を守っていることになります。

「君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る」という言葉もあります。君子は「義」に基づいて様々な行為をするけれども、小人は「利」に基づいて生きていく意味です。言い方を換えれば、「君子は利を追いかけているよいうに見えて、実は義を追いかけている。人間としての正しい道を貫けば、自然と利益はもたらされる」ということです。

【気付き】

義を貫くこと、これはすごく大事です。

盛和塾でずっと学んでいると「迷い」がなくなってくるもので、シンプルに物事を全部見ようとすれば最終的に全従業員の物心両面の満足、や、誰にも負けない努力、に行き着きます。

いい会社を作り、いいサービスを作り、生産性を上げて、そして人類発展に貢献できるような、そんな大きなベクトルがしっかり見えます。従業員のためになるのか、顧客のためになるのか、義を貫いているのか、そういった視点でふっと振り返ったときに自分を納得できるものならばヨシ、かと。

【引用】宮崎君武(滋賀 大津板紙(株)取締役社長)

第一次オイルショックの後遺症でダンボール業界は大不況で、会社は赤字です。社内には労働争議があるし、排水処理という公害問題にもあえいでいる会社でした。また銀行に勤めていたといっても、資金繰りが特別にできるわけでもありませんでした。
いわば三重苦を背負った会社でしたが、つらつらと考えてみると、これほどラッキーなことはなかったのです。

経営をゼロからつくりあげるのはどれほど難しいのか、従業員ひとり説得するのがどれほど大変なのかを、経営者は知らなければならないのです。

【気付き】

経営者は孤独で結局全責任を取らないといけない、連帯保証も含めて悲しい部分を真摯に受け止めるからこそ、一緒に闘ってくれる仲間やスタッフに感謝が生まれます。ゼロから作るのも大変ですが、ハイリスクを抱えて経営するのも大変です。そんな気持ちで仕事に取り組みたいと、日々思います。

【引用】鳥越繁一(大分 (株)鳥繁産業 代表取締役)

フィロソフィにもありますが、自分の得意技を生かすことです。絶対に飛び石を打ってはいけません。自分の得意技に引き込むんですよ。それだけで道は必ず開けてきます。

中小・中堅企業は技術がない、資金がないと言いますが、ないのは当たり前なんですよ。思いを持ち、得意技を駆使していけば、素晴らしい展開ができます。

【気付き】

小説を書くなら最低1000冊本を読めと言いますが、1ヶ月何冊読めとかではなくて起きてる間はずっと本を読むとか活字に触れるとか、それくらいの人がたぶんいい文章を書けるんだと思います。

同じく経営も100%いつも経営を考えて何かするくらいの感覚が、きっと研ぎ澄まされていくのだと最近ようやく感じるようになりました。そしてそういった孤独な経営を行ってきた人が仲間になると、これは強烈に強い。個人事業主や会社を経営していた方などご縁あってお会いすることありますが、会社の成長のためには「こういった人材が必要なんだ!」と日々感じています。

【引用】山下雅伸(大坂 向陽技研(株)専務取締役)

また辞めたナンバー・ツーの元常務が当社の下請けの会社に移り、そこの社長になり当社と同じ商品をつくり当社の顧客へ販売を始めていました。そうしたなかで、お客様からの不良品のクレームが殺到しました。社員の大量退社の後、当社の技術力は格段に落ちていたのです。客先に謝罪し、再び送った商品もまたクレーム。海外だけでなく国内でも主力商品で不良が続発しました。

この理念を社員と共有化するために、五年前より社内報を発行しています。私は毎回トップ面に、自分の考えを率直に書いています。また最近では”渚ミーティング”と題して、和歌山の白浜で合宿研修を始めました。これも社員との信頼関係を形成するのに役立っています。

【気付き】

山下さんです。ナギサミーティング、いいと思いますしうちでもやりたいと思っています。朝会よりも夜のサシ飲みよりも、チームビルディングには合宿研修がいいと他でも聞きます。大阪から行きやすいけど場所を変えて気持ちが変化するような、そんな場所での未来志向での会議を行うこと、参考にします。

【引用】岡田憲征(名古屋 (株)かぶらやグループ 代表取締役)

それは社員一人ひとりが経営者としての自覚を持ち、創意工夫や努力をしているのです。

岡田さんの天才性を支えているのは人柄はもちろん、広島の田舎の立派なご両親のもとで、素晴らしい人間性を育まれてきたからだと思います。

【気付き】

人間性もそうですが、周囲の方が支えたいと思えるような人柄や性格も大事。

そして、理不尽なことも経営だと起きますが、
・変化可能な事象については最大限の努力を
・変化無理な事象は冷静に受け止める安定感を
そしてこの2つを識別できる知恵や知識を持つ、ことはものすごく大事だと。

退職したいというスタッフを引き止めない、訴訟は時間と労力と精神力が最大に疲弊する、胸騒ぎがした瞬間にそのプロジェクトに入り紐を解いていく、などなど。学びも経験を通じて気付きだけではなく経験則でわかるようになるので、もっともっと経験踏みます。

【引用】人生の真理

成功を手にできないでいる人たちは、自分の欲望をまったく犠牲にしていない人たちです。人間は、もし成功を願うならば、それ相応の自己犠牲を払わなくてはなりません。
大きな成功を願うならば、大きな自己犠牲を、この上なく大きな成功を願うならばこの上なく大きな成功を願うならば、この上なく大きな自己犠牲を払わなくてはならないのです。

【気付き】

これは事業戦略的なことも同じなんですが、戦略なんかは捨てることを意識します。webサイト作成やマーケティングでも同じで、メリハリないと捨てることをしないとセグメント絞れないですし、何かを得ようとすると何かを捨てる、全部を持てないものというのは常に思います。

自己犠牲ないと大きな成功なし。
趣味やめないと勉強する時間なし、そんなものですし、何かを捨てればまた軽くなるので新しいものを得ることもできるようになります、そんな気がしつつ今まで引越し会社も4回、断捨離は大事です。