[盛和塾] 機関紙マラソン 5号


[盛和塾] 機関紙マラソン 5号

塾長理念 : 両極端をあわせ持つ

【引用】

・経営者はバランスの取れた人間性を持たねばなりません。

・事業では常に決断を迫られます。あるときには、幹部から従業員、銀行までも一斉に反対させる中で、なお自分の信念に

基づいて「敵は幾万ありとても」の気概で断行することも必要でしょう。

・従業員に対する接し方にしても、あるときには泣いて馬謖を切るごとく冷酷なまでに厳しく、あるときには

仏のごとき人情味あふれる態度を示すことが経営者には必要でしょう。

【気付き】

小善と大善の話を思い出しました。

「小善は、大悪に似たり、大善は、非情に似たり」従業員を甘やかしているだけでないか、できるレベルを引き上げきれていないのではないか。

甘い企業は淘汰されます、日々成長しないと堕落します。そんな厳しさと愛情を併せ持たないと、と痛感してます。

フィロソフィ座談会 : 逆境時代のトップの使命

【引用】

・企業のトップとは国でいえば天皇陛下と総理大臣の役割があるんじゃないか。

・ブラジルのような難しい社会で仕事をするには才覚、商才がいる。

・頭のよくない方は商売しなさんな。

・必死にやってきて、順境でも一生懸命やって腕を磨き、心を高めてきてどういう局面でも動揺しない心で見ると見えるんです。

・血相変えて真剣にやれば神様がかわいそうと思って苦しんだ分だけいい決断さしてくれるんだと思います。

・利他が入って来始めると見えてきます。ただし、才覚もなしに商売も知らずにそんな寝言みたいなこと言ってもどうにもなりません。

【気付き】

塾長がブラジルの開会と共にそのことにも触れて話しています。

塾長は元から機転が利き、人の機敏もわかり、努力も重ね結果も残す人だったのですが、明確に才覚や商売知らないと

利他に気付かんのだろうと言ってます。値決めは経営のような、ご商売の部分を知ってようやく、周囲を幸せとか将来世代とか

利他の部分に入るような気がします。個人事業とか小さいうちにはまずは商売繁盛が大事なような。うちなどまだ10人ちょっとの会社。

もっと成長させて仕事せんかい、です。

塾長講話 : 得意技をどう生かすのか

【引用】

・飛び石は打たない、得意技を生かせ

・クレサンベール、太陽電池、バイオセラム、切削工具の芽が出始めた。

・現在この4つで年商が500億ほど、利益がなんと1割あります。

・全部おれの得意な技術の延長線上にあるんだ

・多面的というのは、市場を日本、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカと面で見ることで企業の安定度を高めるため

【気付き】

企業安定には事業展開を行うのは大事です。

塾長は、クレサンベール、太陽電池、バイオセラム、切削工具で500億、さらに販路を変えて4つの販路で攻め、

事業安定を図ったためKDDIのような事業機会も得たという結果です。さらに事業は飛び石を打たない、自分の強みを活かして

攻める事業を見極め、さらに数年で諦めずしぶとくクレサンベール事業を行った、話には実に共感しました。

われ虚心に経営を語る : 太陽運輸倉庫 重久社長

【引用】

・典型的な労働集約型産業であり、彼らドライバーにいかに働いてもらうかがカギ。

・マズローの5段階欲求から考えていけば最後に自己実現の欲求になる。

・人が働く意欲ないし働くための動機づけとして次の六つの会社像を設定しました。

【1】ビジョンのある会社

【2】参加意識の持てる会社

【3】実力が発揮できる会社

【4】人が成長できる会社

【5】労働環境が良い会社

【6】イメージの良い会社

【気付き】

クレアネットも労働集約産業であって、スタッフが働かないと成長しない。

【1】ビジョンのある会社 → ハッピートライアングルを実現    〇

【2】参加意識の持てる会社   → 朝礼や飲み会などで意見吸い上げ   △

【3】実力が発揮できる会社   → 多様な案件に企画会議 △

【4】人が成長できる会社    → 先輩や自分の成長曲線提示 〇 

【5】労働環境が良い会社    → 労務管理や社内オフィスの改善 〇

【6】イメージの良い会社    → 広報担当や採用などのもっと告知  △

まだまだ、◎はなく「悪くはないがそれほど強固ではない」くらいが多い感触です。この強化によって、ボトムアップ組織が生まれる、

もっと強化します。

われ虚心に経営を語る : 岡田工業 岡田 和夫社長

【引用】

・京セラの多角的展開とは、セラミックの特性や製造技術を徹底して生かした用途開発、市場開拓でした。

・テレビブラウン管からトランジスタ、さらにIC、電気電子産業、次いで繊維機械産業、同時に人口宝石、切削工具、太陽電池、バイオセラムです。

 創業から26年間、セラミックから一切目を離したことはありません。

・自分の得意技は何か、そこに集中される努力が欲しい。せっかく成功されたのに自分の得意技から足を滑らせば飛んでしまいません。

・会社の業績は考え方、熱意、能力の三つで決まる。考え方というのは経営哲学です。

【気付き】

・塾長がセラミックが自分の得意技のように、クレアネットでも他に負けないもの、をもっと強化しないとと感じます。

 ネット=webのことなら何でもいけますが、クラウド、web、マーケティング、スマホ、アプリなどもそうですし、言語も

 HTMLやCSS、jsやjクエリなどから、php、MYSLにPythonにC++など、できることは増えてもそれが顧客目線や自社開発にも

 もっと意識を持たねば、と。

われ虚心に経営を語る : イマジニア 神蔵社長

【引用】

・シムシティを作ったウィルライトと一緒にやるようになりました。

・1988年に株式のシミュレーションソフトをやりました「松本亨の株式必勝学」です。

・強い点と言えば、販売チャネルを三か所、アメリカとヨーロッパと日本に持っていることです。

【気付き】

ここにある「松本亨の株式必勝学」は私小学生の時にプレーしてました、ファミコンで。

9800円のソフトが980円の叩き売りされていて「株式?」と小学校4年生くらいの私の心をうち、

やってみましたが、すごいゲームでした。株式や会社、経営に興味持つきっかけになりました。

http://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/1800
http://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/2220

ブログは2011年9月9日、なので、当初この盛和塾冊子を読んだのはちょうど入塾当時だから5年前。

2回目読むとインパクトも変わります、イマジニアさん上場もされたけど、数字はあまり伸びてない(伸ばしてない?)。

神蔵社長の方向性が数字の成長ではないのかな、選挙など政治に興味ある方っぽいのが印象的です。

あの日あの時 稲盛和夫氏 南部社長 今はパソナ、当時テンポラリーグループ

【引用】

・私は経営ポリシーの中に「大義名分」でなければいけない、ということを常に入れています。

・塾長ご自身もビジネスをやってきて、使命感、義務感といったエネルギーが苦労や悩みを解決するのだと実感された

・塾長は問題があっても逃げずに真っ向から突き破ってうまく解決して本筋に戻られる

【気付き】

・パソナの南部さんのコメントです。南部さんのような立派な方も塾長を絶賛されています。

このようなすごい人がさらに「塾長はすごいんだ」と言われるケースが本当に多く、また言われている内容が

いつも聞く塾長の話を変わらない。

・もっとも大事なのは大義名分、考え方、経営哲学、クレアネットははハッピートライアングルを通じて企業を元気にする、

 もっともっと伝えて具体化していかねばと思います。

盛和塾ブラジル発足 世話人懇親会

【引用】

・大型の便箋4枚にぎっしり書かれた稲盛塾長宛の手紙の内容には、ブラジルにも開塾し、正しい企業経営の在り方、経営哲学を親しく塾長から指導してほしい

・塾長を中心にクルマ座になって塾生の経営体験を材料にしてざっくばらんに議論するのが特徴だ

・社会的な要求に応えながらジャパニーズコロニーにも役立てながらちゃんと利益を出せるような仕組みにしないと事業にならない。いくら天職と言っても活動できないし長続きしない。

・事業には商才、才覚が必要です。特にインフレの中で商売をしていくには、大変な才覚が必要です。

・運命を変えるには何よりも善きことをすることが必要です。

【気付き】

ブラジルはインフレや税制など日本と異なる事情があり、さらに人なども日本人気質とは異なりますが、

その中でも才覚を持って、事業として利益を出して社会的な要求に応えていくような経営を行う必要性を説いています。

正にそのとおりで、ブラジルのような大変なところでやっている人に比べれば、日本などたやすいと感じます、反省です。

スタッフも、顧客も、社会にもよくなる事業をもっと成長させます

「労使同軸」その20年の軌跡

【引用】

・我々の幸せの基盤は京都セラミックという企業の繁栄と存続なくしてはありえないと考えます。

・労働組合としても京セラを運命共同体として考え、共同体の一員として責務を果たしたいと考えます。

・相手のこと、同じ目的に向かって進むもののことを思いやる組合でありたいと思っています。

・我々は組合員であり社員であり株主であります。

【気付き】

労働組合と会社は対立するものなのに、労使一体となった文章を発表できる京セラの強さを感じます。

普段塾生が学ぶ経営哲学と全く同じ文章が並ぶのは、それだけ会社の理念が一体となっているのだと思います。

全員参加の経営など学びますが、もっともっと具体化されてどうあるべきなのかを明確にされている、クレアネットもこのような

労使関係を目指さねばと感じます。