[盛和塾] 機関紙マラソン 36号


[盛和塾] 機関紙マラソン 36号

塾長理念

世の中の現象を見ると、宇宙における物質の生成、生命の誕生、そしてその進化の過程は偶然の産物ではなく、そこには必然性があると考えざるを得ません。

【気付き】

自分だけではなく宇宙生命までいくと、日々成長を続け進化しようとしている、話です。自分の幸せ、今は家族の幸せ、そして社員スタッフ、取引先、IT業界、そして日本という国家レベルまで、幸せが広がり循環していくイメージです。

塾長講話

私は、京セラという会社を四十一年前に、二十七歳でつくっていただきました。また十六年前に第二電電という会社もつくらせていただきました。現在では、両社の従業員数は全世界で四万人を超え、売り上げは二兆三千億円という規模に達しています。

同様に、世間一般に言われる、「偉い」といわれる人が、必ずしも本当に偉いわけではないと思うのです。私は人生の目的とは、素晴らしい人間をつくることにあると考えています。

「布施」「特戒」「精進」「忍辱」「禅定」「智慧」、お釈迦様は、この六つのことに努めてきさいすれば、人生というのは必ずうまくいくと説いておられます。

【気付き】

「布施」「特戒」「精進」「忍辱」「禅定」「智慧」の言葉は前も出てきましたが、辛抱すること=忍辱というのはすごく大事です。がまんすること、耐えること、自分の欲求に振り回されないことなどは小さいときから言われていた言葉ですし、欲求は自己だけの欲求ではなく大きなみんなの幸せになる欲求を持つこと。
塾長が二兆三千億円の会社を作ることができたのはこの部分だと思います。

井関先生の経営問答

「全員参加の経営」です。経営者と従業員、資本家と労働者という構図ではなく、みんなが同じ場所で仲間として一緒に経営していこうと考えたわけです。
神興から降りて、みんなと一緒にかつぎ、ベクトルを揃え、「ワッショイ、ワッショイ」と練り上げる方が、もっと活気のある魅力的な集団となるでしょう。

会社においては、ご神興型の経営の例はありません。全体が経営者という会社の形態はないのです。

しかし私は、「大家族的な経営」をするためには従業員が株を持って共同経営者の意識を持つのがいちばんと思っていましたから、予定道りみんなに株を持ってもらいました。

みんなで知恵を出し合い、みんなの力を合わせれば、会社も大きくなるだろうし、社会のためにもなるだろうという思いを捨てきれなかったのです。

【気付き】

あの井関先生なので、すごく背景やイメージがわきます。1人でバリバリ仕事してスタッフが早く帰る風景、わかります。問答内容ですが、大家族的な経営、は井関先生が今も言われているように思いますし、

「全員でワッショイ神輿を担ぐ」
「大家族的な経営」
「共同経営者の意識」

などなど、随所に話の中で出てくる言葉は塾長の言葉でもあるんだな、と今気付きました。共同経営者の意識、クレアネットもみんなでワッショイワッショイ神輿を担ぐような関係を築いていきたいと。

吉伴株式会社 吉田さま

経営者層、マネジメントクラスの人は必ずといっていいくらい、業績スライドの給与です。

もし私が、吉田さんの立場だったら業績スライドなどはせずに、「申し訳ないが、私をはじめ役員や従業員の給料を一〇パーセントカットさせてもらえないだろうか。給料の低い人は別にして、向こう三年間給与カットで辛抱してもらえないだろうか」と言います。

業績スライド型の給与体系を導入すれば、従業員の心は荒れてしまいます。業績のいい部門に配置された人はいくら苦労して頑張っても給料は下がることになります。

今の給与を仮に一〇パーセントカットしても生活レベルが急に悪化するとは思えないのです。

周囲の世間一般よりも給料を低くすることは可哀想ですが、二年なら二年と区切って給料を安く辛抱してもらい、その間に会社の体質を強くなるよう改善していくという方法を私は勧めます。

【気付き】

業績不振の場合のカット方法については学びがあります。
期間を区切って、我慢をする、そして我慢する以上しっかり期間中は耐え抜き回復させる、その約束を行うとお互いいい緊張感の元仕事できます。

うちはまだ一律カットないですが、いつか来た際には参考にします。

心の研究 溝口様

例えばその会社の有用性とか会社への貢献度という視点から会社を見直してみる。あるいは次の時代は我々に何を求めているかという角度からなすべきことを考えてみる。こういった視点や視角といったものがその会社の経営を開かれたものにしていくと思います。

「良知」というものを、陽明学でいういちばんの原点、人の一番ギリギリのところ、人間の核として人が認識できる最終的なもの。

【気付き】

良知など今度の合宿で学び、近江商人や陽明学に関する内容が出てきています。
知っていてもやらなければ、知らないと同じ=知行合一、などは経営もそう、仕事でも実践しないと意味ありません。

そして良知、というものは、個人の幸せだけではなく、全人々が幸せになるべきだという自分の幸せ以外に向けた自己犠牲に近いものなのかなと認識しています。良知、ピンとこない言葉なので、良知を育む経営とかわからないんですが、よそにはなくすごい人類にとって便利なITツールを開発するなどはすごいことだと。そんな発明や開発意識を持ち続けています。

CWM総合研究所 杉田様

そうなると、個人の意識(=考え方)の質を高めることが企業の繁衰を決めるカギを握ることになります。つまり、心を高めることによって、企業に働く従業員一人ひとりに内在するエネルギーを如何に湧出させることができるかがより重要になるわけです。

【気付き】

1人1人のパワーを全体のパワーに変えること。
サッカーでも個々の力ではなくチームワークで勝つチームがよくあります、絶対にさぼらず最後の最後まで力を振り絞るチーム。

その意識を集約させるのが会社のトップ。
みんなを燃やす自燃性の人間にもっとなります。

長野チルドレンミュージアム 松本様

結局すべてあわせて一億三千万円くらいを銀行から借りました。もちろん、保証金は十年分割で七割ほど返してもらう約束です。

ニ・八という言葉があります。これは、二月と八月は商売にならない
という意味です。

【気付き】

松本様、今は別の仕事につかれているようで、会社さんをサイト検索して
出てこないとこの時点と現在の間に何があったのか、と点を線で考えてしまいます。確かに2月・8月はとても暇なのですが、暇なので商売を工夫する、暇を関係にならない事業を組み立てるのは大事かと思います。

小代炉工業 小代様

なんとか築炉の職人さんの世界に入れてもらって、ともに汗を流してみると、彼らのプロ根性というものが実によく分かります。

それは、施主さんに対する責任感の表れでもあるし、まだ若い職人さんへの教育でもあるわけですから、叱られるほうも決して面白くはないでしょうけれど素直に聞いています。

家を空けて遠くの現場へ出かける主人に代わって家庭を守っている奥様方のご苦労に報いようと、奥様旅行を実施しています。子供が春休みになるころを見計らっての一泊二泊程度の旅行ですが、その短い間に奥様同士、あるいは子供同士が仲良くなります。

思い切って建築の仕事にはまったく素人の築炉の人間を二人、建築の営業に配置替えしてみました。すると彼らは、自分たちが建築のことは知らないという気持ちを強く持っていますから、お客さんの要望をまずしっかりと聞くわけです。お客さんはいろんな要望を口にしておられるが、本当に望んでおられるのは何だろうかといった気持ちで真剣に聞くのです。

【気付き】

小代様、すごくいい社長でありいい会社に感じました。

技術を中心の会社なのでまずは技術ができる社員さんへの敬意、そして若い職人さんへの教育、スタッフ家族への配慮、営業スタッフの姿勢など、業界は違いますがIT業界も技術職なので参考に出来る部分たくさん感じました。

特に奥様旅行は子供の面倒などもみんなで見れるのでいいでしょうし、奥様同士の親交も深まりいいなと、そんな大家族主義で仕事ができるのはいい会社だと思います。まだ坊主が1歳なんでできないですが、機会を見てやりたいなと。