[盛和塾] 機関紙マラソン 23号


[盛和塾] 機関紙マラソン 23号

塾長理念 人生という名のドラマ

「運命」に抗するというのではなく、自分が演じたいと思う主役のための脚本を書けるように、心と精神を鍛えてゆくべきなのです。

そのきっかけは、人生の節々に数多くあるはずです。ですからそれを求めて必死に努力していれば、チャンスを掴むことができるのです。しかし、人生の明確な使命や目的というものを持っていなければ、どんなにはっきりした、素晴らしいチャンスさえも見逃してしまうでしょう。

【気付き】

人生は生きても80年。自分はどのような人生を生きていきたいのか、さらに自分の運命をすばらしいものにしていくには何をすべきなのか。自分を見つめたり、時に病気になったりして「健康のようにあるのが普通でない」ことに感謝する機会を持ちながら生きていかないとと思います。

仕事、会社、家族、健康、お金、友人、など、満足いくような人生を。

塾長講話 第二十回 ー西郷南州と大久保利通に学ぶ

どれだけ功労をたてたといっても、その職に任せられないような人を、官職でもって賞するのはよからぬことの第一であると言っています。官位というものは人を選んで授けるべきものである、維新で功労の有った者には俸禄、お金でもってそれを賞し、これを愛せよと言っているわけです。

人間味あふれた情愛深い一面をもっているかと思えば、その一方では冷酷非情なまでの論理性を重視する考え方の、その両方を持っていなければいけないのです。
西郷みたいな哲学を持っていれば、教育者としては最高なわけです。ところが、事業家として組織を率いていくには論理的な、冷酷非情な一面も備えていないとできません。

【気付き】

大久保のような冷淡さを、西郷のような愛情あふれる人間味を。

両極端なことを併せ持つことは大事です。前にも同じ趣旨のことは書いてましたが、経営には数字のような冷淡な事項もありますし、人と人が一緒の仕事を行う仲間のような人間味も大事。両方を意識していきます。

われ虚心に経営を語る 洲脇誠司 盛和塾岡山 株式会社すわき 代表取締役社長

昭和五十四年にコンサルタントの先生に連れられてアメリカの流通業を視察に行きました。

「なぜなら、社員というものは家族と同じなんだ、極端に言えばマフィアも会社も同じようなものだ、心の結束が一番なんだ」

【気付き】

最近ニトリの似鳥さんが日経の私の履歴書に載ってましたが、ニトリさんもアメリカの流通を見てインパクトを受けたそう。この時は渥美さんというコンサルタントの先生に教えてもらったそうですが、今回も同じ(?)なのかなと感じます。同じ時、同じ環境だとそのような発想になるのかと感じました。

われ虚心に経営を語る 洲脇誠司 盛和塾岡山 株式会社すわき 代表取締役社長

私は、経営コンサルタントの渥美俊一先生に「瀬戸物屋のチェーンストアはできませんか?」と尋ねてみましたら、「そんなものはない」ということでした。

「売るものがない時は親切を売れ」

①仕事とは、先手、先手と働きかけ受け身でやるべきではない。
②実施に当たっては徹底して実行せよ。中途半端な仕事はしないに等しい。
③常に問題意識をもて、頭も金も商品も早く回せ。
④出来ないと言うな、出来るにはどうするべきかのみを考えよ。
⑤執念を持ってあたれ、すぐ出来ることには値打ちのあるものは少ない。

【気付き】

前項で書いた渥美さんが出てきました。
チェーンストアの話とアメリカの流通などの話で、同じ立場で理解度が進みます。盛和塾冊子の編集担当者さんも理解度を高める工夫を結構してるのかなと感じました。

石井伸一 盛和塾大江戸 三共グラフィック株式会社代表取締役

社長が一ヶ月間の海外休暇に出発した日、心ある社員十八名が辞めたいと言ってきたのです。

平成四年に突然当社の主要得意先が倒産し、一億三千万円の不良債権を抱えました。破産宣告なので手も足も出ません。

「会社に命を吹き込む存在は社長しかいない」をまさに実感しました。

社長としてみんなのために厳しく言います。今、少しでも楽をしたいと思っている人は、どうかそんな会社に移ってください。私には皆さんと家族を守る責任があります。厳しくして嫌われても仕方がありません。こんな社長でよければついてきてください。」

【気付き】

社員退職は社長にとってこたえます。
一緒に頑張ろうという人が抜けるのは辛いものですし、この辛さは経営者になってみないとわかりずらいと本当に感じます。社員の頃にはこの雇用した社員が退職する時にくる、なんとも言えない自分の不甲斐なさと情けなさ、離れる社員に物申したいものの行っても仕方がない、などなど。

結局、会社に命を吹き込むのは社長が入れていかないといけません。
ので、その命を必死になって毎日毎時間入れるほかなく、一度入れてもまた抜けるのでしょっちゅう入れるのが社長の仕事。なのでマラソンと一緒、さぼればすぐにダメになります。そんな気がします。

そういえばなんですが、一昨年くらいに稲盛経営者賞の最優秀だった
「オロ」さんマザーズ上場でした、この1週間前くらいに。
http://kabu.96ut.com/article/ipo/2017021/

素晴らしいことなのですが、事業リスクの中に(24ページ)

http://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/nlsgeu0000029rpd-att/03ORO-1s.pdf

「労働契約に基づく地位確認請求、未払賃金および賞与の支払い請求(11595千円)と労働契約上の安全配慮違反に基づく損害賠償請求を受けており、現在協議中であります。」

があって、推測するにいろいろ考えさせられます。上場は素晴らしい、労務トラブル抱えた中での成長。

ただ塾長はこの数倍、数十倍はいろんなリスクやトラブルがあったはず。だからこそ強い。修羅場をくぐった人は強い。なのでぼくは弱い。

橋本槇雄 盛和塾横浜 株式会社ハシモト 代表取締役社長

営業マンが、私に「大善は非情に似たり、小善は大悪に似たり」と、言ったのです。

今では、機関誌で読んだり塾長講話を聞いたりしてよく理解しているつもりですが、その時は非常にインパクトがありました。私はそれまで、稲盛さんに関することには興味を持って読んだりマスコミの報道を見ていましたが、こんな末端の社員にまで稲盛イズムは浸透しているのかと思って、びっくりしたわけです。

たとえばビールを仕入れてそれをただ販売するということは、ハードの問題だと思っています。私が考えているのはソフトの提案、つまりコンピューターを使って、ここにはこの商品をという、私たちで言ういわゆる「棚割り」を小売店さんに提案できることが大事ではないかと考えています。

【気付き】

社員にまで考え方が浸透している話が出てきます。
ここまでクレアネットの社員はできているのか?と聞かれるとまだまだ自信はありません。ただ、京セラさんの社員さんがサッカーの先輩にいますが、やっぱりしっかりした考え方や随所に感じる信頼性や人間的魅力は、会社としての素晴らしさや強さを感じます。
そういった部分までもっともっと浸透させていきたいものです。

あの日、あの時 稲盛和夫氏 永川幸樹 作家、ジャーナリスト

「この賞はありがたく頂戴いたします。しかし、この賞は過去の栄光を讃えるものであって、これからの保証ではありません」

「私は『企業とは何か』ということについて真剣に考えざるを得ませんでした。

【気付き】

昨日までの成功は今日の成功を保証するものでない。
今日は今日、明日は明日、変えれるものは今日と明日しか変えれないのなら、その未来に向かって意識とベクトルを向ける方が楽しいし素晴らしいと思います。

企業も人生も同じで、日々のことも大事、明日のことも大事。
最近聞いた言葉で、「お葬式は生きてる人のためにあって、大切な人の死をちゃんと受け入れるためにある」という言葉です。お葬式で亡くなった人のことを思い、感謝することで生きている人が今の現世をしっかり生きれるように、お経も
亡くなった人にあげるお経は一つもなくて、です。
塾長が仏門に入っていることからも、こういったことからなのかと思いました。

日々前向きに。

特別座談会

印象的なのは「ド真剣に学ぶ気のある経営者を五十名位集めよ」とのもので、中途半端な取り組みは許さないという感じでした。

私が塾長に強く感じるのは、その勇気のすごさです。その勇気の根底には、しっかりとしたフィロソフィーがあるからでしょう

例会の時にいつも感じるのは、塾長は食事をほとんどされずに、一生懸命に我々の相手をなさいます。

【気付き】

塾長が「経営者はしっかりと経営せんかい」と言われ、塾長例会などでも私たちに叱咤激励をされることはど真剣以外の何者でもありません。塾長の期待や好意に甘えることなく、もっと精進して学びを深め、経営をよくします。