[盛和塾] 機関紙マラソン 22号


[盛和塾] 機関紙マラソン 22号

塾長理念 判断のものさしを備える

リーダーは、常に判断をしなければなりません。そして、正しい判断をするためには完全に客観的で公正でなければならないのです。
人生は、ひとつひとつの判断の集積で形作られていきます。ですから常に正しい判断ができるようになれば、素晴らしい人生を送ることができるのです。

【気付き】

経営はジャッジの連続で、連続性の失敗や成功があってこそようやく自分のものになると感じます。
判断ミスもあれば、結果がよくなかったこともありますが、判断基準=世のため人のため、全従業員の物心両面の幸福、
クレアネットではハッピートライアングルと言いますがその基準で進まねば、といつも迷った時に感じます。

塾長講話 京セラ会計学

・減価償却プラス当期の利益が返済原資にあてられるわけですから、安全経営をしようと思えば、減価償却プラス税引後利益で返せる範囲の資金しか、設備投資をしてはいけないということです。

・売価還元法というのは、「この商品はいくらで売るから、流通経費等を全部差し引いて、原価はいくら」と算出する方法です。

・有税でも損金で。常に厳しい状況に自分を置く。

・決算書は経営者の成績表。数字の奥に展開されるドラマが読めるような表現を。

・決算書とは、京セラの場合、月次決算のことです。その決算書の数字が物語るものは、経営者の意思と実行力の産物なのです。同時に、社長の経営に対する成績表でもあります。

・つまり、決算書は自社のオペレーションの実態を表すような表現力のあるものにしなければならないのです。

・将来に備えた保守堅実の会計。未経過分を資産に計上しない

・研究開発とか、試験研究費、開発費というものは膨大なお金がかかります。だから、一度に落とすと負担が重いので繰延資産に計上し、少しずつ落としていっても構いません。そうすると一度に落とす金額は少なくなり、実際には予算を使っているのに繰延資産に計上して処理をしていますから、見せかけの利益は増えるわけです。

・また人員の増加も、固定費の増大となるので非常に警戒され、特に間接人員の増大については厳しくチェックされた。

・セラミック石ころ論(体質をスリムにして不良債権を抱えない)

・セラミックは、高技術のもとに特殊の用途に適するために作られるものであるから、その用途に適ってこそ高い付加価値を生み出すが、ひとたびその用途を外れた場合は全く使い途がなくなってしまい、石ころ同然で捨てるにも困るものであると強調されて、過剰品、長期在庫品についての評価を厳重にする

・経営方針の中でその重点項目の一つとして、時間当たりの目標数値を決められ、強力にその目標達成を推進された。

・毎月度の時間当たり実績は全従業員の大きな関心事であり、その実績向上には全員が総力を挙げて努力しているのである。

・「時間当たり採算性向上」とは、利益率を向上するという意味です。採算性を向上するような制度を作り、そこに魂を注入することが必要なんです。採算性、つまり利益率を向上しようと思えば、それを向上させるためのルール、制度が必要です。従業員の皆さんがその気になって、社長と一心同体になって「時間当たり採算運動」を実践してくれたおかげなんです。つまり、採算性を向上させる正しいルールと、労使が一心同体となった努力がなければ、会社の利益、いわゆる採算性の向上はあり得ないのです。

・利益面でアップ・ダウンしているのは、一対一対応ができていない証拠なんです。

・私はよく会社のなかで、「ただ酒は絶対に飲むな」と言ってきました。接待は必ずしも、罪悪ではありません。ただ、私が営業に行ったときには必ず「一緒に食事をしましょう」と言いました。それは、私は会社のために注文が欲しいわけですから、食事をおごり、どうやって注文をもらおうかとしか考えていませんし、その掛け合いなんです。そんな誘いにコロッとのってくれる担当者は、安い人です

【気付き】

今回は京セラ会計学の素晴らしい学びでした。
この箇所は何回も繰り返して読まねばという箇所です。A-3では井関先生が京セラ会計学をひも解いて説明してもらえますが、読んでいるといろんな学びの個所がフラッシュバックしました。

特にですが、「時間当たり採算性向上」を意識強化しています。人の生産性が実に大事な業務なので、「時間当たり採算性向上」の向上を図る、必死に頑張ります。

株式会社おかじま電器 岡島さまご夫婦

・小売業というのは、買う買わないはお客様本位です。
・私は、本を読みません。どんなことでも、直接聞きにいくんです。
・私はいま、縁あって当社にきた社員たちが、いい仕事をして、この結果としていい会社にしてくれればいいなと思っています。それが結局は、地域社会への貢献ではないかと思うのです。

【気付き】

岡島さんご夫婦ですが、現在は会社はビッグカメラやヨドバシなど大型店舗の影響で、
お店自体閉めているようです。

■ TEIKOKU NEWS ONLINE
http://www.tdb-news.com/bankrupt_detail.html?ID=29740

逆説的に言うと、岡島さんの「私は、本を読みません。」には共感できませんでした。
確かに、聞きに行くことで学べることもたくさんあります。しかし、記憶の定着や繰り返すことによる自分自身の習得という意味では、書籍や文字で何度も繰り返し、その知識を血肉化することのほうがずっとメリットがあると考えられます。

私は岡島さんの「私は、本を読みません。」部分に関して、結果として現在倒産結果を招いている点で、「私は、本を読みません。」に関しては「本を何回も繰り返して読むことや、たくさんの書籍に触れることで、経営の中枢や失敗のケースを得る」ことのほうが大きいと感じました。これからも「私は、本を読みません。」に関しては、このように考えていきたいと思います。

冊子のご発表の方の中には倒産している企業さんがあります。
その理由は1つだけでもないんでしょうが、その倒産理由を読み解くことは実に学びになります。

株式会社東和電機製作所 浜出さまご夫婦

しかし、私は技術屋ですから、お客さんが言葉少なに言われる要望は分かります。また、会話の中でつぶやかれる苦情も感じ取ることができます。
たとえば、一回漁をすると隣同士の針(疑似餌)がからむので、漁の時には全部の針を一緒に海中に落として、一回で上げれば針がなくなるのが少ない……といったようなことを聞きます。そこで私は、どうやって針がからまないようにするか、考えるわけです。

主婦の時は、いただいたお給料でなんとかしていればそれでよかったのですが、従業員を抱えているといつも神経をピリピリさせて、会社のため、従業員のために頑張らなければいけません。ああ、主人もずっとこんな気持ちでいたのかということを実感いたしました。

【気付き】

技術屋さんは現場に全部のヒントがあります。
私もガンガンプログラム書く技術屋さんを自負してますので、現場の声を聴くといろんな改善が見えてきます。
現場の声は神の声、そういった社長を支える奥様も立場を控えめにされていつつ、サポートされていて企業の強さを感じます。

クレアネットも代表の私の奥様が今仕事をしてもらってます。
お互い足りないところをしっかり支えあって、そして企業を強くしていければと思います。

あの日、あの時 稲盛和夫氏 新井正明 住友生命保険相互会社 名誉会長

仏教は営利追求を奨励する、しかしそれは理法に適った行ないでなくてはならないということです。
やはり、蓄財と経済行為の前提は、誰からもうしろ指をさされることのないような行いを、
身も心も不正を抱かず、ルールをきちんと守り、そのうえで精励勤勉することが必要だとお釈迦様が述べている。

【気付き】

商売にも商売道があります。
経営者はしっかり仕事すること、誰にも負けずに努力すること。
全従業員の物心両面の幸福のために頑張ることが、結果として幸せになると改めて思います。

経営の研究 江口克彦 PHP研究所 副社

稲盛さんの話を聞き、あるいは本を読んで面白いと感じるのは、稲盛さんは実は「経営の枠を超えて、経営を考え」ておられるということです。
どういうことかというと、稲盛さんは、自分の会社が全体のどこに位置しているのかということに気付かれて経営をされているということなのです。
普通の経営者は、自分の会社が将来どうなるのか、あるいはどうすれば維持することができ、発展させることができるのかということを一生懸命に考えています。
そして、考えれば考えるほど自分の会社のことしか考えなくなってしまいます。
しかしそれでは、その範囲でしか大きくなることはできません。

【気付き】

自社のことだけでなく、もっと大きな枠組みで考えること。
たぶんですが、そういった部分が塾長のような大きな器の方はすごく大きいんだと感じます。

クレアネットも少しずつ社員が増え、取引先が増えてくると、社員の奥さんの実家のワンコのコーギーがフィラリアになった
などものすごくいろんな関わりあえることが増えてきます。動物病院行った際に商談の合間に先生に相談したりできることを
覚えてたりなど、ほんと細かいんですがあります。

自社もよく、スタッフもよく、取引先もよく、関わる人が幸せになる会社という器を創っていきたいと思います。