[盛和塾] 機関紙マラソン 143号


[盛和塾] 機関紙マラソン 143号

塾長講話「企業における自己革新」

当時の私の心境が赤裸々に綴られてい ました。同時にまた、貧乏であった故郷の両親、 妹、弟たちを思いやる心情がその文面にあふれていました。自分の書いた手紙でありながら、 涙がぽろぽろ出ました。そういう逆境の中でがんばってきました。

ぜひ皆さんも「現状に満足することは退歩につながる」とい う意識を全社で共有する、つまり健全な危機感 を持ち続けることを通じて、活力ある社風の醸 成に努めていただきたいと思います。

土谷 幸三 〈北大阪〉 株式会社トムコ

当時社長の父が「会社なんかいくらでも 再建できる。大事なんは人なんや」と言って会社はほったらかしで、慣れないバイクを何十台も動かし・・

「今や、シャワーのない家は一軒もない。 三十五年前に店を出した時にシャワーのある 家は一軒もなかった。でもわしらが一軒一軒売って回ったんや」。つまり、販売という行為は、 普及すれば文化さえもつくることができると 気づいたのです。    

私がいつも心にとめている塾長の言葉に、「経営とは、理念、ビジョンの実現のために良い雰囲気を作り出しベクトルを合わせ、最も高い効率で職場を運営していく」というものがあります。この順番が大切だと思います。

【気付き】

理念の実現、そしてその実現するための役割分担。
・プロダクト開発、事業開発、新規事業 ・組織開発 ・資金調達 ベスト&ワーストシナリオ作成 ・外部交渉・外交 あたりを重視。

ここに集中できることで成長エンジンをさらに加速化することができる、
と考えることを「考え方」として日々取り組む。
補足すると、自分にしかできない仕事、にい物事の80%取り組む、ような事業を行えれば時間の断捨離、これも意識。

山口 松之進 〈福島〉 郡山交通株式会社

 しかし、私の人生を終えるまで被害者と御遺族へのお詫びの念、事故の悲惨さ、社員を守る責任の重さを忘れることはありません。

【気付き】

人を殺めてしまうこと、仕事していてこれほど辛いことはないと思います。
塾長のエピソードも出てきましたが、これはご遺族様ももちろん、本人もそう、
過失でも悲しいこと。

そんな話を何度も読むので経営とは実に大変なものだと感じるのです。
クレアネットではないのですが、大きな工場や建物の外に鳥居やお地蔵さんなど
ぱっとみたときにふっと想いがよぎります。

 

森藤 正浩 〈富山〉 正栄産業株式会社

 父は仕事が大好きで、稲盛塾長の著書『生き方』の中にもある「働く喜びは、 この世に生きる最上の喜び」であることを分かっていたのだと思います。

【気付き】

「働く喜びは、 この世に生きる最上の喜び」。
いい言葉です。

世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つと云う事、
福沢諭吉先生も言いました。仕事で喜んでもらえる、そして

「同じ仕事に就きたい」と思う人が増えることは至高の喜び。
http://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/5859

 

庄田 浩士 〈静岡〉 庄田鉄工株式会社

しかし身内である私以外、誰がこのような会社の社長になるでしょう。
四十三億五千万円の連帯保証をして、赤字を垂れ流す事実上倒産している会社の社長になる人などいるはずがありません。「会社が本当に倒産すれば社員とその家族は路頭に迷うし、取引先にも多大なご迷惑をおかけすることになる。この会社をここで終わらせるわけにはいかない。一生借金を背負って生きる人生になるだろうけれども、それが自分の運命だ」と一晩考え、覚悟を決めました。

塾長は「経営者が登る山を決めないといけない」というお話をされます。われわれは、十 年前からこのジャンルでエベレストを目指そうと決めていました。社員の前でよく私は「われわれは六甲山を目指しているパーティではありません。エベレストなんです。もし間違って登っ ている人がいたら直ちに下山して下さい。考え方も訓練も装備も違います。パーティが遭難してしまいます」と言って常にベクトル合わせを しています。社員を採用する際には必ず伝えています。

【気付き】

相続の大変さ、これです。
事業が大きければ大きいほどこの部分が出ます、誰が好き好んで数十億の連帯保証人になるんだろうか、これはすごいことです。周囲にもそういった方は多々いますが、本音で聞くと同じようなことを言ってました。

並大抵の覚悟でないとできないし、だからこそ、その状況でも余裕を出しているのはすごいなと思ったりもあります。

 

豊田 千春 〈はこだて〉 学校法人太陽学院

先生たちを束ねていくことに彼女は苦労をしている最中です。だからこそ、「あなたが次の右腕をつくるのよ。今がそのときだよ」と言っています。まだ右腕になるような人はつくれていないようですが、必ずつくってくれると思っています。

【気付き】

 

右腕を見込み育てるのも仕事、次の人を作るのも仕事。
社長は経営者であり、事業家であり、哲学者であり、教育者でないといけない。
教育者としても右腕を教育することが大事、です。

 

「機関誌マラソンのすすめ」

機関誌マラソンで一番心に残っている講話は 「他力の風」のお話です。
普通の人は強い他力の風が吹いているのにそれに気付くこともない。

一人で一生懸命ボートを漕ぎ続けても一生かかって行きつく距離は知れている。成功する人は、他力の風に気付き、それをうまく受けられるように帆を張って、遠くの目的地に到着することができる。その他力の風に気付いてうまく風に乗るためには、利他の心と感謝の心が必要。

【気付き】

ちょうど機関誌マラソンもあと10回ちょっとくらいになりました。
日々自問自答して葛藤を抱えながら、悶々として生きるのは実に大事ですし、早や3年近くなっているのもちょっとびっくりします。

ここまでくるとさすがに腹落ちもしてきますし、同じ表現同じ内容に触れることで「門前の小僧習わぬ経を読む」になって徐々に馴染んできてるのはわかります。あと少し頑張ります。