[盛和塾] 機関紙マラソン 129号


[盛和塾] 機関紙マラソン 129号

塾長講話[第125 回] 働き方─経営者はいかに働くべきか

わずかでも慢心することがあってはならないのです。
その経営者の苦労に比べれば、オリンピック選手になるくらい楽な話だと思ったのです。
どんなに苦しくとも、いつか終わりが来るからです。
しかし、経営者の努力には、決して終わりがありません。

「私を駆り立てて会社業績を伸ばそうとする
原動力になっているものは、ただ一つ、従業員の未来永劫にわたる生活基盤の安定
と幸福を願うということだけです。そのためには、売上を伸ばし利益を確保しなければならない」
「売上を伸ばそうと思えば、新しい人員がる。従業員が増えれば
さらにその従業員の家族も含めて養わなければならなくなり、
さらに不安が増してくる。不安だからさらに売上を伸ばすために新製品を開発する。

【気付き】

終わることのない努力、さらに従業員が増えて取引先が増えていけば
さらに必要とされるので努力と売上と新製品と開発と、
結局そのことを早めに受け入れて、マグロのように止まることができない、
止まらないのなら際限なく進んでやろうと言う受け入れと、せっかくなので上を
目指そうという覚悟は必要。

覚悟と言うか胆力というか。
これは一朝一夕で身につかないもの。

杭州報告会 経営体験発表

純粋にし、心を高めるための行為です。
純粋で、美しく、清らかな心を持つため、努力を続けられたならば、
私たちも稲盛塾長に近づくことができ、真理を発見し、仕事を進め、 経営を伸ばし、
事業を成功させ、幸せな人生」 となり、社会を進歩させることができます。
来 世があるならば、来世を切り開くスタートとなるのです

【気付き】

難しいけど「いい仕事をする」が未来を切り開きます。
顧客の満足と信用、これに尽きます。

周 新平〈長沙〉 湖南大三湘油茶科技公司

現在、私は毎日、会社に対する社員の心からの愛情を感じ感動の中で暮らしています。
私は常に「みんなに信頼される家長となり、みんなとともにこの事業を成し遂げ、社員の幸
福のために戦わなければならない」と自分自身を戒めています。

三森 孝浩(福島) 「あらゆる地位と名誉を捨て、故郷の農民に富をもたらすことに使命を持ち、
六年間という短期間 で十六億円にのぼる売上を達成させたパワーは同 じ年齢(五十二歳)とは思えないほどです。
「食という字は人に良いという字から成る。良 心良知なくして良い食品はできない」という言葉 がすばらしく、とても印象的でした。

【気付き】

使命感を持てば日々も仕事も楽です。
この行動は使命から考えればやむを得ないことなのだ、というように理由付けが明確で納得できるからです。
食品なら人に良いものをお届けする、社員のために日々行うべきことを考える、という大義名分は実にわかりやすい。

クレアネットでもやるかやらないか、悩むような判断時にはなるべく「やる」判断をします、
やったほうがメリットならやりますし、他がやってないから先んじてやるべき、というのをいつも意識するからです、当然
失敗になって撤退もありますが、積極的な投資判断は従業員では無理なので、みんなのために敢えて火中の栗を拾う、などなど。

張 忠良〈 浙江〉浙江中興精密工業有限公司 董事長

人生の残り半分を社員の幸せを追求するために経営していくと誓った瞬間から、
体中に力が満ちてくるのを感じました。 私の「誰にも負けない努力をする」ことはここ に新しい意義を与えられました。
稲盛塾長は、「カニは甲羅に似せて穴を掘り、会社経営は経営者の器によって決まる」と述べ られています。
企業を発展させ、社員を幸せに するには、まず経営者としての私の心を高めて いかなければなりません。

社員と経営者の距離は縮まり、社員の離職率は明らかに低下しました。
「社員の精神的幸福とは何でしょうか。私は社員が仕事の中でフィロソフィを学んで実践し、
利他の心を追求し、情熱を燃やし、仕事の 困難を克服し、自分の設定した高い目標を達成すれば、
心から幸せと満足を感じられるのではないかと思っています。

【気付き】

「カニは甲羅に似せて穴を掘り、会社経営は経営者の器によって決まる」
この言葉は大好きです。

器の小さい人間から大きな人間に。
最近も400時間以上時間仕事して結果も出ましたが、ここまでやれる人材を
あと1人か2人いれば、会社は倍の規模にはなります。

ハードワークに加えて、自分で全てやる力量と強烈な重圧も全ては大きな器に
脱皮する成長の糧、と思いながら、このハードワークの背中を見せることと
結果は社員全員の幸せのため、と思うと頑張れるものです。

金子 和斗志〈佐賀〉 アイ・ケイ・ケイ株式会社 代表取締役社長

「それが、人口五万七千人の小さな町からでもできる!強烈な願望を心に抱いたことがスタートだったと思います。
まだまだですが、誰にも 負けない努力をするのです。これからもいかなる逆境、ピンチになろうとも激しい闘魂をもってやっていきます。
私は、人の命は有限ですが、可能性、成長は、 無限であると考えています。
弊社はまだまだ 成長発展途中ではありますが、無限の可能性を秘めた会社だと思っています。

「一つ目は、弊社こそが、私こそが、この地域 のウェディング業界では、お客さまに対して、
一番の「思い(想い)」を持っていると考えていました。私が「お客さまを好きになり、
お客 さまの役に立ち、お客さまとの約束を守る」と いう考えを誰よりも
一番強く持っているという自信がありました。そのために、一生懸命に仕事をしてきました。
二つ目は、料理に自信がありました。その地個人域では一番高い原価率にしていたと思います。

【気付き】

「九州地盤に北陸、東北、四国など地方中核都市中心にゲストハウス型婚礼施設を展開。介護併営」

売上高  20,009百万円
営業利益 2,067百万円 東証一部上場企業、すばらしいです。

酒屋のおじさんに近付き顧客情報をゲット、などなども。
一代で上場まで行くには大手がやらないことにどんどん着手しないと無理です、
ネットだと仮想通貨のような、野となれ山となれにアンテナ張ることもそうですし、
だいたいこういったグレーな話があります。

そしてそういったグレーを乗り越えるからこそ、逆境へのパワーがあるのでは、と。

馮 益躍〈浙江〉浙江風笛服飾有限公司 董事長

お話にもありましたが、ご夫婦の仲がとてもよい関係で、自分たちがこのように幸せなのだから、
それをみんなに教えてあげて、その結果多くの友人達の夫婦関係が非常によくなったと いうお話は、
本当に心温まるすばらしいお話でした。利他の心でみんなのために尽くしていらっしゃいます。
結局、人間は、その笑顔、親切、 そして思いやり、そういうことを通じて、人と人との関係を立派なものにするのです。

【気付き】

夫婦仲が善いのはいいこと。
ここが崩れるといろんな生産性が下がる、全体バランスも崩れる。

王 衛東 〈北京〉北京隆盛泰商貿有限責任公司 総経理

幹部達が率先垂範し、知行合一に努める。 今までは幹部が社員に対して学習させ、自分 を変えるよう要求するだけでした。
しかし稲盛塾長は「社員の意識を変えたいのなら、まず 幹部が変わらなければダメだ、特に会社のトップである経営者が変わらなければダメだ」と説いています。
私自身が変わり、それが全社員に受け入れられた時、会社全体の変化が始まったのです。

【気付き】

口ばかりの人は無視。トップも圧倒的な力量で有無も言わせず指示。
レアルマドリードでもジダン監督だとみんな聞いてた、という話も。

圧倒的努力が生産性向上に役たち、なりふりかまわず生産量を指標として
効率とかどうでもよくて結果をまず追うのが大事と。結局がむしゃらに
やるやつが上り詰めるのが当たり前。上の印象もいいし。

取引先の代表なんかもまずこれ。
「残業させたなくないな」と気持ちいいこという上司もいるけど、こういうリーダーは
甘やかしでスポイルされる可能性もあって、スキル不足の不要人材を生み出す可能性も。

結局背中を見せて結果出すことに注力。

呉 安鳴〈 重慶〉重慶行知教育集団 董事長・塾長講話

私は、フィロソフィを学ぶまで、心の中でずっと学生は顧客であり、
第一だと考えていました。 学校の規模がどんどん大きくなるにつれ、
私が 一人一人の子供たちと向き合うことは不可能で あると悟りました。
私の最も重要な職務は、 教師の力と頭脳を結集してその能力を最大限に発揮させることであり、
教師が愛情を持って 学生の心に火をつけるようにすることだと考えています。
京セラの社員が百人、二百人と増えていった時、塾長は孫悟空のように自分の分身を作って

一般的には、論理的に推理推論したり、戦略を組み立てたりすること、
つまり頭で「考える」 ことが一番大事であり、心に「思う」ことはたいしたことではないと考えられています。
しか し、「思う」ということは、頭で考えるよりも、 はるかに大事なものであり、我々が生きていく 中で、「思う」ということほど、大きな力を持 つものはないと私は信じています。
「思う」ということは、人間のすべての行動 の源、基本になっています。そのことを明らか にしているのが、現在の文明社会がたどってきた歴史です。

【気付き】

この思うことはモチベーションなどとも関連します。
最近思うのはこの『思う』ことと『動機付け』が全てではないかとも思います。

人の採用や営業所の設立、事業拡大や「ラジオ広告出すのどう思う?」なども
動機付けが最も大事ではないかと。例ですが、とある方と普通に話していて、
売上2億円で勝負をかけて売上10億円には行きたくない怖いのだろうなあ、
というのがどこかに感じたりすると思うのです。

いけるでしょ?というのと保守的に足元固めてから、は表裏一体のように見えますが、
ベクトルは全く異なります。そもそも考えてないケースも多々。

今の会社の何に魅力で何が不満なのか、もそう。
もっと行きたいのはどこの地点なのか、もそう。動機付けに全てかかってる。でないと経営者でも400時間以上は働けない。