[盛和塾] 機関紙マラソン 116号


[盛和塾] 機関紙マラソン 116号

塾長理念

私はよく企業経営をマラソンに例える。昔はラジオ、今はテレビでマラソンの実況を聴いたり見たりするのが大好きなのだ。
戦前から長く続く大企業などはいわば有名選手で、戦後、タケノコのように出てきたヤミ商人らは無名のランナー。
旧財閥系も含め、有名、無名の選手がいっせいに企業戦争という長丁場のレースを走り出した。

【気付き】

経営者は走り続けるランナー、とまることは企業の衰退を意味するので永遠に走り続ける。
泳ぐことを止まるとマグロは死ぬらしいですが、そんな格好良く言わなくても生きてる以上、
何かしらやってるんだから、経営に必死になればOK。そう思います。

塾長講話[第111回] 経営と闘魂

大体こういうセミナー屋、経営コンサルタントがやるような話を聞いて何になる。とっとと帰れ。
こんな高い金を払って話を聞いて何になるんだ。僕は何も教えられやしませんよ。ここで話を聞くぐらいなら帰ってすぐ仕事をしたほうがまだましだ」
という強烈なパンチを受けました。なるほど「凄い」と感じました。

自分より出来の悪い同級生や下級生と付き合っている人は進歩しません。
ガキの頃から五つも六つも違う上級生や、歳上の連中と付き合う人は大きく伸びていくのです。

みんなお互いに自分より上の人と付き合いたいと思っている。それが「学び」であり、「研鑽」だからです。偉い人は偉い人で、自分よりもさらに偉い人と付き合おうとします。

人生で、何が楽しいかと言いますと、生きている間にすばらしい友達、またすばらしい師弟、そういう出会いができるということです。いかに立派な人間と知り合いになれるか、ということが人生でいちばん楽しいことだろうと思います。

「経営者だったら、どんな格闘技の選手にも負けないぐらいの凄まじいまでの闘魂が要るのです。レスリング、ボクシングあとかの凄まじい格闘技の世界で闘魂あふれる奴がいますが、あの者たちと戦わせても負けないぐらいの闘魂が要るのです。

社長も、「こうしたい」と公言するのです。公言すると引っ込みがつかなくなります。その引っ込みがつかなくなるところに自分を追い込むのです。追い込んで、そして自分が言った目標を果たす。果たせなかったら潔く、「私の努力が足りませんでした。来年もう一回がんばります」と言うのです。

「次にやりたいことは、わたしたちには決してできないと人から言われたものだ」

【気付き】

「ガキの頃から五つも六つも違う上級生や、歳上の連中と付き合う人は大きく伸びる」
プロ野球選手やサッカー選手も正にそう。私自身3人兄弟の末っ子なのでなおそう思います。兄ちゃんの友達とかにがんがん絡むちびっこだったので。

80%の力で今いる環境で仲良しごっこして会社が成長するはずもないと。
40歳になって社長になってしまっても、そんなぬるま湯に入らないように気をつけます。

目線をあげないと。ぬるま湯に入るとゆでがえるになります。永遠に気付かない。
今の自分にはきつい、環境のほうが成長は早いですし考えも視点も実に上がります、取引先も結構厳しいけれども筋を通したことをおっしゃられる取引先さんは
強いですし会社自体成長されているし、関わる自社でもその担当チーム自体が成長できてます。そんなものです。

山崎 貴史 〈群馬〉株式会社ワイズサイン
代表取締役 古参社員の接し方と人事評価の作成

一年勤続だから給料を若干あげてやりたいという場合は、世間並みの水準を基本に、成績のよい人には若干多めに、悪い人は若干少なめにする。そういう程度でよいのだと思います。

社員の人たち全部の力を、どうやって引き出していくのか。引き出していくためには、責任感のあふれた人たちを育成していくことがいちばん大事です。
あなたの会社の幹部社員の方にも、責任を持ってもらうような行き方をしていけば、意見も合うようになってくるのではないかという気がします。

【気付き】

人事制度などに関して実に参考になります。
評価制度などあるけど明確ではないし、明確にしても
「誠実に仕事に取り組む」を5段階評価、などして相互に納得できるはずもなく。
(あくまで20名程度の自社での見解ではありますが)

藤生 浩道 〈群馬〉株式会社藤生 代表取締役社長

従来の相場に任せた売買では、あなたがいる意味がありません。ですから、相場で売買するのではなくて、
お父さんがおつくりになった農業生産法人を通じて安定した買い取りをして、納入先も安定した供給を長期で受けられる。その長所だけを残して、これからもやっていくべきだと思います。

【気付き】

難しい業界での塾長の示唆は参考になります。
必要なのはここで筋を通した交渉を行うこと。

宮岡 督修 〈播磨〉神戸合成株式会社 代表取締役社長

慰安旅行は、会社の現状に貢献した人を慰安しようというものだと思うのです。ですから、入社して六か月もたっていない従業員は、今回はちょっと待てよということになります。

【気付き】

この一文は弊社でも新人は研修旅行連れて行かない参考になっています。
慰安の部分を大きくすればそうなるし、研修要素が大きいと全員参加になりますが、
両方の視点あるのなら、半年未満はだめ、と決めています。

こういった価値観と考え方、ここが他の会社さんに学べるところです。

佐々木 知也 〈福井〉東工シャッター株式会社 代表取締役社長

当社の商品開発には、四つのポリシーがあります。それは
「人まねはしない」
「業界初」
「空間の有効利用」
「オンリーワンからナンバーワン」
「で、これらは先代から続いています。

【気付き】

開発ポリシー、ですが、これは納得です。

そしてポリシーは結局はトップの考えに尽きます、親会社から散々企画を叩かれ、予算が下りず、
ただ思いは十分にあって、などなどというような場合は結構うまくいってる気もします。

自社ではこの価値感に関してはマーケットイン、でやっている分、プロダクト一本勝負は
勝負する想いがないため考えませんが。

佐々木 知也 〈福井〉
東工シャッター株式会社 代表取締役社長

戦っていける裏付けをみつけるため、京セラの顧問弁護士でもある松尾先生を訪ねました。松尾先生は弁護士としての誇りを持っていらっしゃる方で、私が最も信頼している方です。

メディアの世界にいる者は、人の三倍の責任感と使命感を持たなければならない。でなければ、この世界(業界)にいてはならない。

【気付き】

クレアネットはメディアに関わる仕事をしています。
わかっている分情報統制であったり、もしこの情報がリークにでもあえばどれだけの被害を企業に損失を与えるのか、という責任感と使命感を
持たねばいけません。そして万が一のときには、「京セラさんの仕事をしている方」は尊敬も敬意も実績もあるはず、そんな考えは常にもたねばと思います。