[盛和塾] 機関紙マラソン 101号


[盛和塾] 機関紙マラソン 101号

表紙裏 塾長理念

会社だけが儲かればいいと考えるのではなく、取引先にも利益を上げてもらいたい、さらには消費者や株主、地域の利益にも貢献すべく経営を行う。
また、個人よりも家族、家族よりも地域、地域よりも社会、さらには国や世界、地球や宇宙へと、利他の心を可能なかぎり拡げ、高めていこうとする。
すると、おのずとより広い視野を持つことができ、周囲のさまざまな事象について目配りができるようになってくる。

【気付き】

ステージが変わってきたので、周囲の事象に目が向くようになってきたのはあるのですが、
目配りするにはステージが上の方といないといけない。20代なら30代や40代、年齢が上の方の知見や経験を学ぶこと、
40代のときに何をして何を考えて生きていたのか、などは結構聞きますが学びが深いです。

塾長講話-第97回

経営にあたる者の姿勢が大切なのであり、その姿勢とは「慎重堅実な経営を行う」という、きわえて単純なことであろうと考えております。

二年や三年、売上がゼロになったとしても、君たち従業員に飯を食わせていけるだけの備えがある。だから、一切の心配はいらない。みんな安心して、さらに仕事に励もう。

稲盛先生は哲学家ゆえ、自らの企業経営の実践を哲学のレベルまで昇華させることができました。これは他の企業家がなしえなかったことです。

【気付き】

京セラさんなんかもすごいですが、任天堂さんも確か数年売り上げなくても従業員を養うことができる、など見たことあります。
全然それは届きません。何で利益を出すのか?永続的発展のための創造費用なのですが、現状はまだ創造費用がその日暮らし費用になってたり、
新人人件費で消えたりしているのが現状。

何で利益を出さないといけないのか、をもっと伝えていかないといけない、と感じます。

経営体験発表 山地真人〈香川〉三和電業株式会社

日本では「参入不可の分野」に、塾長に教えていただいた「泥縄式経営」で挑戦中です。

ある冬の日の早朝、赤ワインの様な小便が出るのを見た私は「血の小便だ…ついに私はプロの経営者に脱皮した」との喜びが沸き上がって来ました。

マルチエンジニア挑戦の基本は、塾長の言葉「泥縄式」です。つまり、四十数年前に塾長が、お客様からの無理なご注文に「未経験ですが何とかできます!」と、一種の方便を使い、技術的経験のない高度な仕事を次々と受注され、受注後に製造機械を揃える等、まさに「泥棒を捕まえてから縄をつくる方式」で、技術を高めて来られた姿を、弊社は今、中国で実践し「この実感」を得ているのです。

【気付き】

泥縄式経営、は大事ですし、成長企業は間違いなくこれです。

最初からわかっている、知っている、誰でもできる、既存分野に飛び込んで、並程度の努力で
プロになって上がっていくという発想自体不思議でかないません。

クレアネットでも制作メンバーが増えてきて仕事が作業化してくると「現状の自分からできない理由を説明する」ことが増えてきて
よくない傾向が増える危険性があります。大企業病に近いものですが、白でもなく黒でもないグレーだからこそチャレンジする意義が生まれる、と思います。

仕事で言えば既存業界よりも新しい業界、たとえば仮想通貨のwebマーケティングに関わるほうが泥縄式経営、です。

経営体験発表 尹建国 成長房地産開発(陜西)有限公司

ただ甘やかし、東京のど真ん中の一等地に太陽の光が燦々と降り注ぐ運動場があることだけが子どもの教育ではないように思います。
僭越ですが、そういう厳しい環境のなかで、お互いに譲り合って生きていくことを教える。

【気付き】

あまり聞かない塾長が行った対話の話です。
当たり前なのですがこういった交渉ごとは本当にたくさんあって、特に会社同士ならいいのですが、対住民や利害関係が
異なる場合の交渉はなかなか大変かと思います。利害の調整が日照権などで言うとつけずらいのもわかるので。
知り合いの弁護士なんかに聞くと20件?40件くらい案件をもっているので、日々が交渉ごとの繰り返しなのですが、
弁論や期日関係ない現場での交渉はまた別物、そういったときこそ原則論から、が大事。納得です。

経営体験発表  宋永成 京瓷化学(無錫)有限公司

私が着任してからの二年間で、実に従業員の三分の二が入れ替わっています。しかし三年が過ぎた頃からでしょうか。
緊張感のある仕事のやり方にみんなが慣れ始め、チームの隊列と人心は次第に落ち着いてきました。

【気付き】

人を入れ替えないと組織風土は変えずらいのはわかります。
刷新されて自分の目の届く、コントロールの利く人材を中軸に据えることができてくるとようやく、
という感があります。目利きの部分が大きいのと、後は優秀な人材を動かす理念も必須。

経営体験発表その後 藤田敏光〈大阪〉太陽ファスナー株式会社

会社をどんなに大きくすることよりも、会社の内容を充実させ、社員の待遇を考え、みんなを幸せにすることのほうが大事だと思います。
私は病に苦しめられ、現在も人工透析を続けており三十二年になります。そんな長きにわたる闘病の生存率は一%未満とも言われている厳しい現実があります。
それでも、人生は楽しくやらないといけません。

【気付き】

太陽ファスナーの藤田社長さんは透析治療を30年間続けている、と前の冊子でも読みました。
もう頭が下がる、としか言えません。

経営体験発表その後

一年間に約二百社程度の企業からアパマンショップに加盟したいと問い合わせをいただいていますが、実はその九〇%以上をお断りしているのです。

お客様から反響をいただけない理由を明確にする
明確となった問題点を共に解決する
全国の成功事例を具体的に示す

このような環境で育ったので、私の心の根底にある仕事とは、「一生懸命働いて、そして見事に感謝で死ぬ事」であり、そこは一切の妥協を必要とする場ではありません。

【気付き】

アパマンショップの大村社長の話です。
仕事に生きる人、という印象です。最近東大に受かる人はどれくらい勉強してるのか?という番組とちらっと見ましたが、
「どれだけやってるのかわからないくらい、やってるのも苦痛にならない人」が受かる、というコメントを聞き、何かわかるような気がします。
仕事を好きになるとか、コミュニケーション得意とか、サッカー好きとか、何でもその分野に秀でている人はやってることが苦痛じゃない、
のだと。私も仕事を引退したいとかないんで、その感覚はわかります。

福沢諭吉さんも「世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つと云う事です」言ってます。

あとはお客様視点をどこまでも貫くこと、これが成功の秘訣であるし自然に選ばれる理由なのでは、と感じます。
「一生懸命働いて、そして見事に感謝で死ぬ事」。