今回は、「インターン生がパワポで朝礼の「美容院経営企画」の提案書をつくってみたよ」 ということで、クレアネットで行っている朝礼の発表の機会。その場にインターンに来て1週間少しした経っていないインターン生である学生さんが、もし美容院経営したらをパワポで作ったらどうなったのか作ってもらいました!
現状ヒアリング内容
まずは現状ヒアリング状況、このような外部環境の中でどのようなを判断を行うのかがポイントです。中心都市にあるものではなく、郊外の地域住民に根差したショッピングモールを想定しました。
今までの外部環境はどうだっただろう?
最近建ったばかりで少し住民が少ない状況です。
モール内には20代~30代向けの高級美容院のみが出店しています。
これからの外部環境はどうみる?
大型ショッピングモールの登場により周辺の新築物件の需要が増加、
モールに来る客層が主に家族連れになります。
子ども服、おもちゃ屋、雑貨屋などが充実するようになり、親子で楽しめるモールづくりを強化したようです。
おしゃれなものを求める若者は中心都市まで足をのばすようになったため、あまり見かけなくなりました。
4P分析で戦略を考えてみよう
髪に刃を入れるということに慣れていないこの年頃の子どもには普通の美容院とは違った環境を提供することによって、親御さんに安心で楽しく過ごしてもらえるのではないかと考えました。
モール内に店舗を出すと、固定賃料や売り上げ手数料などのランニングコストがかかるため、既存の店舗での経営を続けます。
店舗のコンセプトは何?
カットなど髪の知識、技術などはもちろんのこと、髪を切る間の時間に親子そろって楽しく過ごしてもらう
ための美容院です。
撮影スタジオのような写真を撮るという最終目的のためではなく、髪を切ってきれいな自分をより実感してもらうための
演出を簡単にできる範囲のことで提供することで他にはない付加価値を作り上げました。
強みと弱みを洗い出そう
これまでの技術がある分、腕は信頼を得ることができると思いますが、客層が極端に限られてくるので
リピーター獲得のためにも空間づくりやサービスにも力を注がないといけません。
エンターテイメント性に富んだ美容院づくりのためにも、イベントも定期的に行います。
利益率を考えてみよう
利益率はこの計算ではあまりないように思えます。実際に営業したらもう少し見込めるかもと思いましたが、控えめに設定しました。
まとめ
ショッピングモール帰りのお客さんに、子ども服を買ったついでに髪の毛のコーディネートも楽しんでもらうのが理想です。
初回でお客さんの心をぐっと掴み、次からこの美容院に行こうと選んでもらうのが重要です。
イベントの定期開催、簡単な撮影、メニューの参考例として使用するキッズモデルの採用なども行いより楽しんで来ていただきたいです。
● 総評的なまとめ ●
少子化により子どもをとても大事にされる家庭も増えただろうと思い、成長するわが子を髪の伸び具合で実感し、
その都度ちょっとした思い出を作れるようにという願いを込めています。子どもを大事に思う心は、親御さんだけではなくおじいさんおばあさんにもきっとあるはずです。
孫の喜ぶ顔を、ただおもちゃやお菓子を与えるのみで実感するのではなく、その時の体験、コミュニケーション、空気を共有することでより愛が深まるのではないのでしょうか。
美容院で頭をきれいにするという機会を通して、日々成長していく子どもの今生きる姿を思い出に残すことができたならばと思います。