商標登録されてるマツダのZoom-Zoomと価値観

ずっと前なんですが、司法試験勉強してるときに弁理士なった同じゼミ生さんが「マツダってZoom-Zoom商標登録してるねんで」って言っていたのを今でも覚えています。
当時は、Zoom-Zoomってなんやねん?だったんですが、今では広島カープの球場名にもなっているではないですか。Zoom-Zoom?あれから司法試験を受験することやめて、ネットの仕事をするようになって、企業理念や価値観、大切にしているものなどいろんな企業や企業コンセプトを考えたりブランディングなどなど学ぶうちに、Zoom-Zoomという言葉に込められた想いがひしひし感じるようになりました。
Zoom-Zoom = こどもの表現でクルマの走るブーブー のような英語 だそうですが、走る喜びやクルマの楽しみ、風を切る気持ちよさなどカーライフやクルマの楽しさがぎゅっと凝縮した一語になっているわけです。でもってマツダのCMはいつもこの「ズンズンズン(と聞こえてた)♪」が流れています。商標登録したのは2002年、そこからずっと変わらない価値観なんですね。

死の淵からマツダを復活させた1本のビデオ

ちょっと前の記事ですが引用。

『株主だけじゃないです。マツダの全スタッフも年に一度全員で集まって、必ずこのブランド・エッセンス・ビデオを見ます。設計とか販売とかだけじゃないんです。工場でクルマを組み立てるスタッフも、広島の本社の側にあるマツダ病院の看護師も、全員で見るんですよ。そうやってマツダは何をしていく会社なのかを確認して共有するんです』引用。何のために、何をするために、何を求めて、何に感動して、何を得たいのか。Zoom-Zoom にはマツダの目指すものがはっきりしています。ビデオもすごい。クルマって乗っててもいいし、運転しててもいい、格好いいクルマは見てるだけでもいい。エンジン音を聞くだけでもいい。こんな街中でもたまに走っているフェラーリ、マツダでないけどテスラがチャージしているのを見るのもいとうれし。そんなクルマ好きには響く動画、いい仕事です。

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