東風吹かば・・短歌と菅原道真

菅原道真・・・東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘れそ

大宰府に流刑を受け家を出る前に読んだ短歌。
春を忘るな、と、 春な忘れそ は同じ意味ですが、な・・そ は係り結びの法則、と言われたのを覚えてます。

短歌は響きがいいのでなんでか覚えてます。

高槻観光協会で高槻話を聞いていると、伊勢姫の話を聞いたことがあります。
伊勢姫のゆかりの地、伊勢寺はJR高槻駅の北側に広がるエリアで平安の歌人に縁深い場所。
この「伊勢寺」は三十六歌仙にも数えられる女流歌人・伊勢姫が、晩年を過ごしたとされる草庵の跡に創建された寺院と伝えられているそうです。

ちょうど近くで立ち寄ったので、感じたのですが和歌・短歌は素晴らしい文化に感じます。
伊勢姫の作風を慕って古曽部に居を構えた、中古三十六歌仙の一人である能因法師も、漂白の旅の末にこの地で吟興に励みつつその生涯の幕を閉じたとされてます。

メディアを扱うとしても、コピーライターとしてペンは権力よりも強い点もわかる部分、しみじみ感じる部分多々あります。

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